[メイン]
GM :
立チ─────去レ─────。
ダブルクロスthe 3rd edition
『Be off』
"ダブルクロス"─────それは"裏切り"を意味する言葉。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : opening『Hello, "Overed"』 登場:全員
[メイン] ミサイル : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+5[5] > 40
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 35 → 40
[メイン] 黒崎コユキ : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+3[3] > 38
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 35 → 38
[メイン] シロ : 40+1d10 (40+1D10) > 40+4[4] > 44
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 40 → 44
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
ここは関東に位置する、日本的ハト派思想の強いUGN大支部。
あなた達は、日常の護り手として任務を受けるべく、応接間に案内される。
テーブルには茶菓子等が置かれてあり、連絡員が来るまでの間、待機するように通達されている。
[メイン] GM :
[メイン]
ミサイル :
フワフワとした足取りで、くるりと回る尻尾を右へ左へ揺らしながら
一頭の犬がペット用の暖簾をくぐり入ってくる
[メイン] ミサイル : 彼の名はミサイル、ポメラニアンである
[メイン] シロ : 「フフフ、いつ見てもミサイルちゃんには癒されますねぇ…」
[メイン]
ミサイル :
オーヴァードミサイルは犬である。
ある日誘拐されいつのまにかなっていた為、家の帰る為 そして故郷の主人の為
[メイン]
黒崎コユキ :
「おぉおお~~~~!!ここが噂の!中々広々としてる場所ですねえ~~~~!!
……えっ!?ガッ……ガイコツが喋ったッ!?」
[メイン] ミサイル : 命を賭してFHとか関係ない迷惑な人々と戦うのだ!
[メイン] シロ : 「??? どうしましたお嬢さん? 骸骨だって喋りますよ…」
[メイン] ミサイル : などと、雄々しいナレーションで自分を奮い立たせながら ミサイルは振り向き…
[メイン] ミサイル : 「むむ……!」
[メイン] ミサイル : 「骨は好きですが、人の物となると……申し訳ございません…」
[メイン]
黒崎コユキ :
犬と骸骨が揃っている部屋の中、お菓子と共にくつろいでいた少女はコユキ。
彼女は今の所一人しかいないと考えて、悠々自適に過ごしていたのだが。
[メイン]
ミサイル :
何やら履き違えているらしい
どうやらプレゼントと思っているようだ
[メイン] シロ : 「ふふ、お利口なワンチャンですねぇ…」
[メイン] ミサイル : ミサイルは骨が好きである。ガジガジして遊ぶのだ
[メイン]
ミサイル :
しかし、どっちかというと。
柔らかいオモチャの方が好きであるが 誰かを守る以上、ワイルドに決めているので内緒だ!
[メイン]
黒崎コユキ :
「あっ……す、すみません!
てっきりここに置かれた物品かと……」
[メイン] 黒崎コユキ : 初対面で失礼なことをのたまった。
[メイン] ミサイル : 「…あ! 貴女様は見かけない方ですね!」
[メイン] ミサイル : 「どうも! ボクミサイルって言います! ポメラニアンやってました!」
[メイン] シロ : 「ははは、まあ間違えられることはよくありますが…こんな備品置いてもしょうがないでしょう」
[メイン]
黒崎コユキ :
RB───人でないものが意思を持った存在は知っていた……が。
その骸骨から繰り出される、あまりにも常識的で理知的で優しげな声に、コユキの頭は???????となっていた。
[メイン] ミサイル : 「驚くことはありません!」
[メイン]
黒崎コユキ :
「えあっ!?というかあなたもRBじゃないですか!
ど、どうも……」
と、何ともらしい挨拶をしていた。
[メイン] ミサイル : 「ボクからすれば、貴女たちは足が2本しかないのにトコトコ歩いておられる…」
[メイン] ミサイル : 「ならば!」
[メイン] ミサイル : 「骨だけで生きている方がおられることも、不思議ではございません!」
[メイン]
シロ :
「今回の任務ではあなた方と組むのですね?わたくしのことはシロちゃんと呼んで下さい。よろしくお願いしますね」
白骨化した手を差し出すけど?
[メイン]
ミサイル :
挨拶に対して嬉しそうに吠え返すと
ミサイルは尻尾を追いかけ始めた
[メイン] ミサイル : 「それで、コユキさん! 突然なのですが……」
[メイン]
黒崎コユキ :
「な、なるほど?????」
その言葉は彼女にとって、コユキが解いてきたいくつもの数学的論理よりも、難しいことでもあった……が。
[メイン] ミサイル : 「何故ボクらはここにいるのでしょうか?」
[メイン]
黒崎コユキ :
よ、よろしくお願いします……と、その白骨の手を握る。
ひんやりしていたが、確かに握れていた。
[メイン]
黒崎コユキ :
「えっ!?あなた呼ばれたんじゃないんですか!?
少なくとも、私がここに集められた理由は────」
[メイン] 黒崎コユキ : 目を点にしながらも、その先を言おうとすると。
[メイン] シロ : 「ですよねえ、私も任務だと聞いてきました。みなさんもそうですよね?」
[メイン] GM : ─────壁に掛けられたアナログ時計が、約束の時を刻む。
[メイン] GM : すると、こんこん、と廊下に繋がる扉からノックが。
[メイン] ミサイル : 「!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「!!」
[メイン] シロ : 「!!!」
[メイン] ミサイル : ノックの音に反応すると、ミサイルはドアの前に座り込み
[メイン] ミサイル : 「ようこそ!」
[メイン] シロ : 「どうぞお入りくださいな」
[メイン]
メイプルトリック :
「はいはいお待たせ~っと」
ガチャりと開かれた扉の向こうからは、短い黒髪の、高校生程度の身長の少女が
飄々とした表情で、手を軽く振りながら入ってくる。
[メイン] ミサイル : ドアに向かい元気に一吠え
[メイン] メイプルトリック : もう片方の手には、ペーパー資料が携えており。
[メイン] メイプルトリック : 「いや~急な呼び出しに応えてくれてありがとうね~」
[メイン]
ミサイル :
尻尾は分身するほど早く振られている
喜びの感情の現れなのだろうか…
[メイン]
黒崎コユキ :
「にははは!計算通りですね~!」
と、連絡員の到着に笑いながらも。
[メイン]
メイプルトリック :
そう言い、少女は席に座ると、紙パックの牛乳を
ストローで、ちゅぃと飲みながら、にへらと笑い。
[メイン] シロ : 「任務ならばいつでもどこへでも。当たり前でしょう」
[メイン] ミサイル : 「ニンム、とは聞いております!」
[メイン] ミサイル : 「……」
[メイン] メイプルトリック : 「あはは!そりゃありがたいね~!」
[メイン] ミサイル : 「ニンムとはなんでしょうか!」
[メイン] メイプルトリック : 「ん~、任務っていうのは……あれだね?」
[メイン]
メイプルトリック :
「人助けみたいなもんよ~」
軽い口調で、超簡単に説明する。
[メイン] ミサイル : 「おお!」
[メイン]
メイプルトリック :
「ここらへんは、そこにいる"慣れてる"問題児ちゃんに
道中、色々聞いてみるといいよ~ん」
[メイン] ミサイル : 「ならば、このミサイル! 喜んで力を尽くします!」
[メイン] ミサイル : 「!」
[メイン] メイプルトリック : にやりと笑いながら、コユキの方を指差し。
[メイン] ミサイル : コユキに向かい、小さな体を急反転させると
[メイン] ミサイル : 「よろしくお願いします! モンダイジコユキさん!」
[メイン]
シロ :
「なるほど、あなたは慣れているんですね? ではご指導のほどよろしくお願いいたします」
ぺこりとお辞儀をする
[メイン]
メイプルトリック :
軽い感じのノリで、それぞれの手元へ紙の資料が送られる。
端末で情報が送られない理由としては、このオーヴァードが息を立てる
社会においては、優れたセキュリティなど意味はなさず
せめてものとして、ペーパーによる情報漏洩対策を行なっているのである。
[メイン]
黒崎コユキ :
「うぇっ……!?に、にはははは!面白いことならなんでも手伝ってやりますよ!」
急に刺されて驚きながらも、胸を張りつつも。
[メイン] 黒崎コユキ : 問題児はいりません!と返して、シロにもど、どうも!と声を返す。
[メイン] ミサイル : ソファの上に飛び乗ると、前足をテーブルに乗せ資料を覗く様に見る
[メイン]
メイプルトリック :
「うんうん、仲が良さそうでいい感じだね
結構濃いメンツになっちゃったけど、まぁ~」
[メイン] メイプルトリック : 頬杖を着きながら。
[メイン]
メイプルトリック :
「辛気臭いよりは、いいっしょ」
へらへらと笑いながら。
[メイン] メイプルトリック : そして、コホンと咳を一つし、切り替えるように促しながら。
[メイン]
メイプルトリック :
「というわけで今回はねー、みんなには波捨山の調査に行ってもらうよん
人があんまり立ち入ることもないし、観光名所でもない
ふつ~の山なんだけどさ、ただ最近どうも
そこに立ち入った人達がどんどん行方不明になる事件が起きていてねー」
[メイン]
メイプルトリック :
「当然、警察が既に調査を行っているんだけど
これまたビックリ!捜査に出た人も、連絡が途絶えちゃってるわけ~」
手をパーにしながら、体で事態を表現し。
[メイン] system : [ シロ ] ロイス : 0 → 3
[メイン]
メイプルトリック :
「なので厚生省の方から捜査打ち切りを立てたわけ
こういう事案はもうね─────うちらの仕事っしょ?」
肩を竦めながら。
[メイン] ミサイル : 「なるほど……」
[メイン] 黒崎コユキ : 「ふぅん、なるほど~」
[メイン] シロ : 「それは私たちの手で『救済』して差し上げねばなりませんね」
[メイン] メイプルトリック : 「頼もしい言葉だね、さすがは"優秀"なオーヴァード達だよ」
[メイン]
メイプルトリック :
まずレネゲイドが活性化することで、人は変貌をする
ここで約5割近くが、人間性を失い、実質死を迎えることとなる。
さらに残りの確率で自我を保てたとしても、少し生活が楽になる程度の能力しか持たないケースもざらである。
[メイン] メイプルトリック : 戦闘を行なえるオーヴァードとは、ある意味で選ばれし存在とも言える。
[メイン]
メイプルトリック :
「というわけでとりあえず今回の任務は調査ってわけだけど
何か聞きたいこととかあるかなー?」
[メイン]
ミサイル :
「……」
[メイン] ミサイル : しばし、考え込んだ後
[メイン] ミサイル : 「コユキさん、こういう時って何を聞けばよろしいのでしょうか…?」
[メイン]
黒崎コユキ :
UGNの役目はレネゲイドの存在を世から隠すことである。
今回のケースは直接それに関わりがあるわけじゃない。
だが────警察という、表の存在でも解けなかった事件がこちらに回されることもある。
[メイン] ミサイル : 特に何も浮かばなかったらしい
[メイン] 黒崎コユキ : 原因を究明して、その原因を世に触れないようにすることが、UGNの理念である。
[メイン]
シロ :
「実はお恥ずかしながら、私も分かりません…」
頭をポリポリ掻いている
[メイン]
黒崎コユキ :
「……えっ
な、なかったら何もないでいいんですよ!?」
[メイン] シロ : 「なるほど、そう言われればそうですね。まさにコロンブスの卵的発想です」
[メイン] メイプルトリック : 「はいコユキさん、質問どうぞ」
[メイン] 黒崎コユキ : とか色々考えていたが、ツッコミを入れてしまいつつも。
[メイン] メイプルトリック : ニヤニヤとしながら無茶振りを吹っ掛ける。
[メイン]
黒崎コユキ :
ちょっ!!?と、目をメイプルに向ける。
おわぁ~~~~~~!なすがままだ!
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………あ、そういえば」
[メイン] ミサイル : キラキラと期待の目を向ける
[メイン] 黒崎コユキ : 「今回の調査で、私たちも行方不明になるかもしれませんよね?」
[メイン] ミサイル : 「!」
[メイン]
メイプルトリック :
「うん、そうだね」
けろっと。
[メイン]
黒崎コユキ :
原因不明の行方不明事件。言うなれば、どこでどう行方不明になるかもわからない。
行方不明になった先は?帰ってこれるのか?帰った先は────私たちが元々いたところか?
[メイン] ミサイル : 「…うう、覚悟しているつもりではありますが…」
[メイン] 黒崎コユキ : 「にはははは!」
[メイン] メイプルトリック : 「ああ、もちろん」
[メイン] 黒崎コユキ : 「”面白い”事件ですね!」
[メイン] メイプルトリック : 「─────怖いなら、任務を受けないって選択肢もアリ………ん?」
[メイン] シロ : 「ふふ、死にませんよ、わたくし。なんせ元から骨ですからね!」
[メイン] メイプルトリック : コユキの続けた言葉に、眉を動かしながら。
[メイン] ミサイル : 「えっ」
[メイン] ミサイル : 「面白い……? 行方不明とは、楽しいのでしょうか?」
[メイン] ミサイル : もしも、カノン様の居場所がわからなかったら……うう。考えるだけで恐ろしいですとも!
[メイン] 黒崎コユキ : あっけらかんと言い放ち。
[メイン] 黒崎コユキ : 「えぇ~~!?」
[メイン]
メイプルトリック :
UGNの任務は基本的に任意性である。
命を懸けた仕事になり、その内容によっては明日の太陽を
拝めることができなくなる。任務受諾を拒否できないほどUGNはブラックではない。もちろん、ホワイトでもないが。
[メイン] シロ : 「ワンちゃんなら宝さがしはしたことありませんか? あれと同じですよ」
[メイン]
黒崎コユキ :
「もし失敗したら帰ってこれない!
けれど成功すれば、事件解決を手土産に……帰ってこれた、って言えるじゃないですか!」
[メイン] メイプルトリック : ストローを口にしながら、牛乳を少しずつ飲み、コユキの語る言葉をのんびりと耳にする。
[メイン] 黒崎コユキ : 「そんな”面白い”こと、普通のゲームにはありませんよ!にははは!」
[メイン] ミサイル : 「…宝探し」
[メイン]
メイプルトリック :
「な~るほどね、こりゃ資料通りだ」
肩をくすめながら、にやりと笑いつつ。
[メイン] ミサイル : 「確かに、楽しいのですが……やはり。人となると…」
[メイン] メイプルトリック : スッ、とテーブルに自分の名刺を置く。
[メイン] メイプルトリック : 「とりあえず任務を引き受けるならよろよろだよ~」
[メイン] メイプルトリック : 手をひらひらさせつつ。
[メイン]
メイプルトリック :
「もし何か問題があれば、いつでも私に連絡してきてね~
─────私の名前は、メイプルトリック、以後お見知りおきを~」
[メイン] シロ : 「う~む、ということは人骨を食べたことがない? あれは美味しいものですよ」
[メイン]
メイプルトリック :
そう言い、資料を纏め、席を立ち上がりながら
部屋の出入り口前に立つ。次に任務説明の仕事があるのだろう
非常にせかせかとしている。
[メイン] ミサイル : 「うーん……骨は骨なので、おいしさは気にしたことがないですね…」
[メイン] ミサイル : 「!」
[メイン]
黒崎コユキ :
「にははは~、大人のカードですね!
計算式が合わなかったら、当然あなたのことも+させてもらいますよ!」
と、名刺を受け取りつつも。
[メイン] ミサイル : 「なんだか、ホロ甘いお名前ですね!」
[メイン] 黒崎コユキ : ……というか、人骨食べた事の有無聞いてたり、後ろが物騒なんですけどぉ~~~~~~~~~~~~???!??!?
[メイン] ミサイル : ワン! と一吠えすると
[メイン] シロ : 「そういえば、メイプルさんとは…確かに甘そう…」
[メイン] ミサイル : 「コユキさんが質問をしてくださりましたので、ボクはそろそろ現場に走ります!」
[メイン]
メイプルトリック :
あはは~と軽く笑いながら、それぞれに手を振りながら
少女の姿は廊下へと消えていった。
[メイン] ミサイル : 「情報をこのスルドキ鼻で見つけ出してみせますとも!」
[メイン] ミサイル : すんすんと小さな鼻を動かすと…
[メイン] ミサイル : そのまま、凄まじい勢いで外へと飛び出していった
[メイン]
シロ :
「ああ、急に走ったら危ないですよ!」
後を追ってカタカタ走る
[メイン] 黒崎コユキ : 犬が飛び出していった後を骸骨がカタカタと追いかけていく。
[メイン] 黒崎コユキ : そのあまりの異様な光景に、まだコユキはくらくらしたままで。
[メイン] 黒崎コユキ : 「にはははは……」
[メイン] 黒崎コユキ : 「ここまで解が見えない式は、初めてです……」
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ : middle「1+1+1=?」登場:任意
[メイン] 黒崎コユキ : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+3[3] > 41
[メイン] ミサイル : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+10[10] > 50
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 40 → 50
[メイン] シロ : 44+1d10 (44+1D10) > 44+1[1] > 45
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 44 → 45
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ : ここは、昼下がりのカフェ。
[メイン]
黒崎コユキ :
昼下がりとはいえ、客はまばらにいる。
友人や恋人、あるいは一人で。
恐らくは憩いの場として休みに来たものばかりだろう。
[メイン] 黒崎コユキ : そんな、ほんわかとした、日常的な風景の中。
[メイン] 黒崎コユキ : 骸骨と犬と少女が、同卓していた。
[メイン] ミサイル : 犬は、念入りにペット禁止ではないか確認した上でテーブルの足元に丸まっている
[メイン]
ミサイル :
なお、喋る事はない
レネゲイドの秘匿に関して、犬は理解があった
[メイン] シロ : 男は物珍し気に周囲のカップルを観察している。
[メイン] シロ : 「いやあ、いいですねぇ! ここは! 『愛』の香りがしますよ!」
[メイン] ミサイル : そして、こっそりと手元の端末を肉球の付いた腕で器用に操り
[メイン] ミサイル : 『何を頼みましょうか? みさいる』
[メイン] ミサイル : そんなメールを送っている
[メイン]
黒崎コユキ :
もっとも骸骨は「できのいいコスプレだな~」とか思われていない。
犬もペット禁止ではないので同様だ。
[メイン]
黒崎コユキ :
「私はすでに頼んでおきました!
ところで、お二人とも……いや、一人と一匹とも!」
[メイン] シロ : 「なんでしょう。そんなに改まって」
[メイン] 黒崎コユキ : タッチパネル式の注文リストには、すでに「特大いちごパフェ じゃんけんに買ったら半額」と書かれていた。
[メイン] ミサイル : 「?」
[メイン]
黒崎コユキ :
「私たちは任務を受けましたが、目的地に向かわずにここに来ました
その理由とは一体、何か理解できますか?」
[メイン] シロ : 「いいえ、さっぱり。ですがそうおっしゃるのなら事情があるんですね?」
[メイン] ミサイル : 『えーっと…』
[メイン] ミサイル : 『お腹が空いているとか』
[メイン]
黒崎コユキ :
「察しがいいですね~!流石はシロさん!」
「にははは!まぁ否定はしませんが……」
[メイン] 黒崎コユキ : 「行方不明事件とはありますが、何も全てわからないというわけではありません」
[メイン]
黒崎コユキ :
「警察の方々が調べた情報や、これまで何が起こったのか……
それらを調査することで、あの山で行方不明になってしまうリスクも少なくなるでしょう?」
[メイン]
黒崎コユキ :
「犬の散歩と同じです!
ただワンちゃんを連れるのではなく、事前にリードや袋を持っていった方が、困りごとは少なくなるでしょう!」
[メイン] シロ : 「おお…! 流石ですね…やはりこのチームを任せられるだけのことはある…」
[メイン] ミサイル : 『おお! 流石ですとも!』
[メイン]
ミサイル :
テーブルの下で尻尾を振りながら
ミサイルは熱心に端末を叩いている
[メイン]
黒崎コユキ :
「にっ……!?にっ……にははは~!!」
褒められ慣れておらず、戸惑い交じりにもなるが、嬉しげな顔で。
[メイン] ミサイル : 『では、まずは……何処から調べましょうか! コユキさん!』
[メイン] 黒崎コユキ : 「例えば”波捨山について”、”行方不明の原因について”ということを調べるだけでも、リスクは減ると思いますよ~」
[メイン] 黒崎コユキ : と、言葉を返す。
[メイン] ミサイル : 『なるほど…!』
[メイン] シロ : 「分かりました…!」
[メイン]
黒崎コユキ :
コユキはギャンブルが好きだが、全てを運に任せるのではない。
自分が勝てるところまで念入りに準備をしてから挑む。
まあそれでも負けるが。
[メイン] 黒崎コユキ : うんうん!と、二人に頷きながら。
[メイン]
黒崎コユキ :
「物は実践ということで……やってみますか?」
と、シロに目を向けて。
[メイン] シロ : 「ええ、では是非とも」
[メイン] シロ : 「そうですね…では警察の方々が調べた情報は私の方で調べておきましょうか」
[メイン] ミサイル : 『いえ! ここはボクがやらせていただきます!』
[メイン] シロ : 「おや…ではミサイルくんちゃん。お願いしますね」
[メイン] ミサイル : 『はい!』
[メイン] ミサイル :
[メイン]
ミサイル :
情報判定でございます!
使用する情報の種類はUGN!
調査項目は、行方不明者の目撃情報です!
[メイン] GM : 8
[メイン] ミサイル : 社会1! 故に1dx+1でございます!
[メイン] ミサイル : 1dx+1 (1DX10+1) > 9[9]+1 > 10
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・行方不明者の目撃情報
全く無い。波捨山に登山目的で立ち入った者や、開拓のために視察に入った者
あるいは肝試しで向かった者など、目的は違えど、山に立ち入って以降
一切の目撃情報が無くなっている。
行方不明者は調査に臨んだ警察含め、十数人にも及んでいる。
[メイン] GM :
[メイン] ミサイル : 悲しげな鳴き声と共に、ミサイルは端末に取り込んだ情報を二人に送る
[メイン] ミサイル : 『どうやら、バラバラの場所で誘拐されている様です…』
[メイン] シロ : 「なんと…それはまた厄介な…」
[メイン] 黒崎コユキ : 「……いいこととは言えませんね〜」
[メイン] シロ : 「場所がバラバラなほど、考慮すべき点が増えてしまいますからねぇ…」
[メイン] ミサイル : 『うう……この情報をどう役立てたものか…』
[メイン] シロ : 「まあ…今は分からなくても、多くの情報を集めればいずれ役立つはずですよ…きっと」
[メイン]
黒崎コユキ :
「少なくともこの十数名の人が帰ってきていない、というのは確定しましたね
行方不明者にも、それぞれの日常があったでしょうに」
[メイン]
黒崎コユキ :
日本では現在約8万人ほどの行方不明者が出ている。
その中の一つ……といえば切り捨てられるかもしれない。
だが、そんな彼らを探している人もまた、少なくは無い。
[メイン]
黒崎コユキ :
口ではあっけらかんと言うコユキではあったが、日常を守る者として。
……いい事じゃないな〜、とは思いつつも。
[メイン] シロ : 「ああ、そう、そうですよ。その辺が分かっただけでも十分じゃありませんか。ねえ?」
[メイン]
黒崎コユキ :
「そう、まさしく!にははは!
例え+1でも、増えたことには変わりありませんからね〜!
シロさんの言う通り、+するものを探せばいいんですよ!」
[メイン] 黒崎コユキ : 少し下がっていた顔を二人に向け、いつものバカっぽい笑いを見せる。
[メイン]
黒崎コユキ :
「さささ!さらに調べて参りましょう!
事件が進まないと『愛』も行方不明になっちゃいますからね!」
[メイン] シロ : 「ええ! 世の人々の『愛』を我々は守らねばいけませんからね! 休んでる暇なんてありませんとも!」
[メイン] ミサイル : 『“愛”ですとも!』
[メイン] 黒崎コユキ : そうして、三人はさらに情報を集めていく。
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] シロ :
[メイン] GM : いやこのシーンで続けて情報収集していいんだ
[メイン] シロ : 『警察の方々が調べた情報』を情報:UGNの技能を使って抜きます
[メイン] GM : 難易度は8
[メイン] シロ : 2dx+1 (2DX10+1) > 4[3,4]+1 > 5
[メイン] シロ : 🌈
[メイン] GM : 🌈
[メイン] GM : わからなかった
[メイン] シロ : 「う~~~ん???? ちょっと…すみません…わたくし文明の利器には弱くって…何も分かりませんでした」
[メイン] シロ : 「皆さんの方ではどうでしたか?」
[メイン]
黒崎コユキ :
「おや、タイミングが良かったですね!
ちょうど────」
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ : 波捨山について 情報:UGN
[メイン] GM : 8
[メイン] 黒崎コユキ : (1+0)dx+1 〈情報:UGN〉 (1DX10+1) > 4[4]+1 > 5
[メイン] 黒崎コユキ : 再登場しますけど
[メイン] 黒崎コユキ : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+2[2] > 40
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 38 → 40
[メイン] 黒崎コユキ : (1+0)dx+1=>8 〈情報:UGN〉 (1DX10+1>=8) > 9[9]+1 > 10 > 成功
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・波捨山について
昔は姥捨て山として使われていたという伝承が残っている。
その話が本当はどうかは定かではないが、500年以上前の人骨が
山で見つかるといった事例が存在しており、真実味を怯えている。
オカルト界隈では、この山は有名な場所であり、肝試しにも使われている。
[メイン] GM :
[メイン]
黒崎コユキ :
このまま警察の方々が調べた情報も抜きますこい
情報:UGNで
[メイン] GM : 再登場しろ
[メイン] 黒崎コユキ : 🌈
[メイン] 黒崎コユキ : 40+1d10 はいうんち (40+1D10) > 40+6[6] > 46
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 40 → 46
[メイン] シロ : 情報抜きに行くとき支援射撃でダイス+5したいです
[メイン] GM : 侵蝕率上昇どうぞ
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 45 → 47
[メイン] 黒崎コユキ : (1+0+5)dx+1=>8 〈情報:UGN〉 (6DX10+1>=8) > 8[2,4,5,6,8,8]+1 > 9 > 成功
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・警察、およびUGNが握っている情報について
およそ2ヶ月前から非オーヴァードのみならず、下級クラスのオーヴァードも山に立ち入り、その一部が行方不明となっている。
山の広さは広大であり、調査は難航している。
なお、レネゲイド反応は一切検出されなかった。
[メイン] GM :
[メイン] 黒崎コユキ : 「────……ということですが」
[メイン] シロ : 「……下級クラスとは言えオーヴァードまで行方不明とは。 元々油断していたわけではありませんが、いよいよ気を引き締めねばなりませんね」
[メイン] ミサイル : 『…むむむ』
[メイン]
黒崎コユキ :
行方不明者がいるが、レネゲイド反応も出ていない。
かと言って原因追求を目指すことも出来ない。
つまりは────何もわからない。
[メイン]
黒崎コユキ :
「………………」
流石に、額に冷や汗を流しながらも。
[メイン]
黒崎コユキ :
シロに頷く。
オーヴァードは超人だ。死なないという力がある以上、生半可な相手なら返り討ちにできてしまう。
[メイン]
黒崎コユキ :
「…………オーヴァードを超える何かがいる……
なんだか、本当にオカルトじみてきましたね」
[メイン] 黒崎コユキ : ぶるりと背筋を震わせつつ。
[メイン] ミサイル : 『ですが、ユウカイされてしまった方々を探すには……やはり。このナニガシ殿に接触するしかないですとも!』
[メイン] ミサイル : 50+1d10 登場/リザレクト (50+1D10) > 50+7[7] > 57
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 50 → 57
[メイン] ミサイル : この波捨山に纏わる伝説などを調べたく思います! 情報はUGNです!
[メイン] シロ : 情報抜きに行くとき支援射撃でダイス+5したいです
[メイン] GM : 8
[メイン] GM : いいよ
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 47 → 49
[メイン] ミサイル : 6dx+1 (6DX10+1) > 10[1,1,2,8,10,10]+3[1,3]+1 > 14
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・波捨山に纏わる伝説
波捨山の語源は、「姥捨て山」とされている。
歴史資料館にもそういった記録は残されていないが、山の麓にある街に長く住む者達は、山に無礼を働いてはならないと言い伝えられている。
遥か大昔、この地域では生活が困窮し、家族を養うことができない家庭が、最も長く生きる確率の低い母を捨てにいくという習わしがあっただとか。
[メイン] GM :
[メイン] ミサイル : シロの助けもあり無事情報を入手したミサイルだったが……
[メイン] ミサイル : 『こんなに調べても、相手の尻尾さえ掴めません…』
[メイン] ミサイル : 『さながら、時折ボクの視界の端に現れる憎い“アイツ”の様に!!』
[メイン] ミサイル : 『追っても追っても追いつけないのです!』
[メイン] ミサイル : 悔しげに鳴き声を上げながら、熱意を込めて端末を叩いている
[メイン] シロ : 可愛いからミサイルくんちゃんの頭を撫でます
[メイン]
ミサイル :
尻尾のスピードが125%ほど上がり
より感高く吠え始める
[メイン] シロ : 「本当に困ってしまいましたね…霞を掴むような話です。ただ、幽霊の正体見たり枯れ尾花ともいいます」
[メイン] 黒崎コユキ : 「にははは〜〜、まぁこうなっては仕方ありませんね〜〜」
[メイン] 黒崎コユキ : こっちもミサイルの頭を撫でながら。
[メイン] シロ : 「絶対に裏があるはずですよ」
[メイン]
ミサイル :
尻尾の速度は、もはや分身の域に達する
ミサイルは三つに分身した尻尾で喜びを表現している
[メイン] 黒崎コユキ : ニヤリと笑って。
[メイン] 黒崎コユキ : 「ならばその裏を確かめるのが一番、でしょう?」
[メイン] ミサイル : 『と、いう事は!』
[メイン] 黒崎コユキ : 届いたパフェを食べながら、コユキは笑い。
[メイン] 黒崎コユキ : 食べる傍ら、端末で連絡して移動用の車を準備した。
[メイン] 黒崎コユキ : 「解がわからないなら、実践あるのみ────です」
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ : パフェが半額になるじゃんけんには負けた。
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] GM : trigger『silent』 登場:任意
[メイン] ミサイル : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+4[4] > 61
[メイン] シロ : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+2[2] > 51
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 57 → 61
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 49 → 51
[メイン] 黒崎コユキ : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+5[5] > 51
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 46 → 51
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
─────そしてあなた達は、調査対象の山の麓までたどり着く。
都会とは異なり、深緑の景色が多く広がるその地では
新鮮な空気が鼻を通り抜けていくことだろう。
[メイン]
GM :
そして、波捨山はというと、霧がかっており
また、斜面も急な場所がいくつか見受けられるだろう。
途中まで登る程度であれば、特にこれといった支障を来たすことはないが
さらに奥まで踏み入れるのであれば、相応の装備が必要であることが分かる。
[メイン] GM : が、しかし、あなた達はオーヴァードである。
[メイン] GM : この程度であれば、軽い運動程度であろう。
[メイン] GM : 捜索範囲が広く、3人程度ではすぐに調査結果を出すのは厳しいものであろうと、虱潰しに調査を進めていく他、無いだろう。
[メイン]
黒崎コユキ :
「うひ〜〜〜、中々……登るのも苦労しますね
これくらい苦しいのは反省文から逃げ出した時くらいです〜〜」
[メイン] 黒崎コユキ : ぶつくさ言いながらも登っていく。
[メイン] シロ : 「ふう…ふう…いやあ、健康的な山登りもいいではないですか! 新鮮な空気を吸い込んで脳や肺をリフレッシュ出来ますよ!」
[メイン] シロ : 「森の緑もお目目に優しいですしね!」
[メイン]
黒崎コユキ :
「うへぇ、そう言われるとそうかもしれませんが……
脳や……肺……目?」
[メイン] 黒崎コユキ : じっと目の前の骸骨を見つめる。
[メイン] シロ : 「多分ありますよ!…わたくしにもわかりませんけど…」
[メイン]
ミサイル :
小さな手足…いや、両足を酷使しながらも
元気よく山道を跳ねていく
[メイン] シロ : 「脳がなかったらものを考えられないですし…きっと!」
[メイン] ミサイル : 「気持ちの問題! という奴ですね!」
[メイン] シロ : 「そう! いいこと言いましたミサイルくんちゃん!」
[メイン] シロ : 百点満点の回答にミサイルくんちゃんへ駆け寄り頭を撫でまわす
[メイン]
黒崎コユキ :
「…………むぅ。」
ミサイルの言葉に、眉を曲げて。
[メイン] ミサイル : わっふわっふと、機嫌良さげに吐息のペースが上がる
[メイン]
黒崎コユキ :
「姥捨山とか事前に聞いたから滅入ってるのかもしれませんねぇ〜……
それならもうちょっと、面白く行きますか!」
[メイン] ミサイル : 「!」
[メイン] シロ : 「!」
[メイン]
黒崎コユキ :
実際、気味が悪い所がないこともない。
先も見えない霧が不安な気持ちを孕んでいるわけじゃない……が。
[メイン] 黒崎コユキ : 「にははは!競走ですよ!誰が先に手がかりを見つけられるかのね!」
[メイン] 黒崎コユキ : と言って二人の反応を見ずに、一人先を走っていく。
[メイン] シロ : 「きょ、競争! 負けませんよ! 私だって!」
[メイン] ミサイル : 「むむっ! この小さな前足の進化を発揮する時ですね!」
[メイン] シロ : やる気だけは十分だが、体力のない彼はどんどん離されていく
[メイン] ミサイル : 小さな体を跳ねさせながらコユキを全力で追いかけていく
[メイン] シロ : 「うおおおお! 骨無しとは呼ばせませんよおぉぉぉ!!!」
[メイン] GM :
[メイン] GM : シロの気合の声が、山彦として轟くのであった。
[メイン]
GM :
─────そしてあなた達は、自分達の足を使った地道な調査作業が始まる。
その目で見たものだけが、真実なのだから。
[メイン]
GM :
あなた達は、一般人と比べ、体力は多いと言えるだろう。
だがそれでも手掛かりらしい手掛かりは何一つ見つかることがない。
[メイン] GM : 骨一本も無い。
[メイン]
GM :
昼頃から始まった任務であるが、徐々に空が暗闇へと切り替わっていく。
これ以上の調査は、不可能だろう。
そう決断する者が出るであろう頃合いに─────。
[メイン] GM : ─────あなた達は、ぽつりと山の中にある、民家を見つけるのだった。
[メイン] 黒崎コユキ : 「────っ、ぜえええぇぇぇっ…………」
[メイン] 黒崎コユキ : 「も、も、もう……無理」
[メイン] シロ : 「ふう…ふう…あの…もう骨無しでもなんでもいいから休みましょうよ…私も限界です…」
[メイン]
黒崎コユキ :
べちゃっと地面に座り込む。
かれこれ数時間も調査して、何一つ見つからない。
[メイン] ミサイル : わんわん!と元気に吠えまわっている
[メイン]
ミサイル :
散歩慣れした犬…というか
疲れをしっかりと認識しない鈍さが大きな要因だろう
[メイン] シロ : 見つかれば事件化待ったなし! といった感じに白骨が倒れ込む
[メイン] シロ : 倒れ臥した眼窩の先には民家があった。
[メイン] シロ : 「あ!あ!見てください! 民家ですよ!」
[メイン]
黒崎コユキ :
ノイマンであるシロ、コユキ。
そして犬の嗅覚を持つミサイル。
証拠を探すのならこれ以上ないメンバーであったが。
[メイン] 黒崎コユキ : 一つも見つからない……と思っていたが。
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………あれ、ほ、本当です!? 幻覚じゃ……ありませんよね?!?」
[メイン] 黒崎コユキ : よろよろと立ち上がり、倒れ伏してしまったシロを手助けしながら。
[メイン] シロ : 「あ、ありがとうございます…皆さんの目にも映っているのなら、間違いありません…!」
[メイン] ミサイル : 「おお…! 誰か住んでいるかもしれませんね!」
[メイン] シロ : 「すみません…ちょっと…わたくし人の形をになれないほど疲弊していますのでお願いできますか?」
[メイン] シロ : 「少し休めば何とかなると思いますから…」
[メイン] シロ : 「そこの木陰にでも入れておいてくだされば…」
[メイン] ミサイル : 「むむ…大変ですね。骨だけの方も…」
[メイン] 黒崎コユキ : 実際コユキも、オーヴァードとはいえ身体的に特化したものではなく。その提案には嬉しかったが。
[メイン]
黒崎コユキ :
「ダメですよ!骨でも休まないと 、骨粗鬆症になっちゃいますよ!」
一人だけ休むのも悪く、シロを引っ張ったまま民家の前まで。
[メイン] 黒崎コユキ : そして……コンコン、と。
[メイン]
GM :
「─────はぁ~~い……?」
老婆の声が聞こえ、ゆっくりと足音が近づき。
[メイン] 黒崎コユキ : 「誰かいますか〜?いないなら計算上私たちはあと1時間で骨に帰るのでお邪魔したいんですけれども〜!」
[メイン] GM : がらりと、引き戸が開けられると。
[メイン] お婆さん : 「おや……どちら様で……?」
[メイン]
お婆さん :
そこには白髪の老婆が立っており、目をしょぼしょぼとさせながら
コユキを見つめていた。
[メイン] 黒崎コユキ : 半分、この家には人が居ないだろうと見越してのことだった────が。
[メイン] お婆さん : 「それに……骨!おやまぁまぁ、どうしたんだい?」
[メイン] お婆さん : コユキの言葉に驚いた様子を見せながら。
[メイン] ミサイル : ブンブンと尻尾を振る
[メイン]
黒崎コユキ :
「…………へっ!?
え、あ、えええ?」
戸惑いながらも、お婆さんと、2人と顔を見合せつつも。
[メイン] お婆さん : あらまぁ、可愛らしいワンちゃん。とミサイルを見て呟きながら。
[メイン] シロ : 死体の振りをして微動だにしない
[メイン] シロ : 突然むくりと顔を上げる
[メイン]
お婆さん :
「まぁっ!?」
口元に手を当てて驚く。
[メイン] シロ : 「ふふ、今どきの着ぐるみってすごいんですよ? おばあちゃん」
[メイン] シロ : 「本当の骨にでも見えていましたか?」
[メイン]
お婆さん :
「あらあらまぁまぁ!着ぐるみだったんだねぇ……
はぁ~~~~心臓が止まっちゃいそうだったよぉ、ほっほっほ」
[メイン] シロ : 「驚かせてしまって申し訳ありません、脱ぐ暇もないほど疲れていたものですから」
[メイン] お婆さん : ふがふがとした口調で、それでいてシロ達訪問者の雰囲気に当てられ、楽しくなったのか、朗らかになっていき。
[メイン]
黒崎コユキ :
「なんというか二人とも、じょ、冗談に聞こえませんよ!?
……こほん、えーと……実は、私たち……この山に来たんですが、疲れ果ててしまって……」
[メイン]
お婆さん :
「あらまぁまぁ……そうだねぇ……この山は迷いやすいものねぇ……」
うんうんうん…と頷きながら聞いている。
[メイン] お婆さん : 「それにしてもお嬢ちゃん方は……登山かい?」
[メイン]
お婆さん :
「もうすっかり暗くなっているし……
それに、この山は熊や蛇が出るから危険で……心配だねぇ……」
[メイン]
黒崎コユキ :
「……ええと……」
話すか一瞬迷ったが。
[メイン]
黒崎コユキ :
「実は、行方不明者がこの山で多発しているらしく……
その調査に来た、と言いますか」
[メイン]
お婆さん :
「あらまぁっ……!」
口元に手を当てながら。
[メイン] ミサイル : 「ワン!」
[メイン]
お婆さん :
「こんなに若い子なのに、警察の人なのかい?
あらあらまぁ……感心しちゃうわねぇ……偉いわねぇ」
[メイン] ミサイル : 応える様に大きく吠える
[メイン] お婆さん : おぉ、よしよし~。とゆっくりと膝を曲げながら、ミサイルの頭を撫でる。
[メイン] お婆さん : 「調査と言えば……前にも警察の方が来たことはあるわねぇ……」
[メイン]
黒崎コユキ :
警察の人……じゃないけど、まぁいっか。
似たようなものだしね!にははは!
[メイン] シロ : 「おや、そのときの話を聞かせてもらってもよろしいですか?」
[メイン]
ミサイル :
モフモフと柔らかな反応を返し
目を細めている
[メイン]
お婆さん :
「そうだねぇ……お嬢ちゃんと同じように、行方不明者が出ているだとかで
私の家に入って捜索したこともあったねぇ……
うーん、そのくらい……かしらねぇ……」
[メイン] お婆さん : 事件に関する情報は当然のことながら、一般人には聞かされないのだ。
[メイン] お婆さん : 「……皆さんは、この後も調査を進めるのかい?」
[メイン]
シロ :
「そうですねえ…行方不明になった方たちも心配ですし…」
コユキの方を向く
[メイン] シロ : 「諦められませんよね?」
[メイン] 黒崎コユキ : シロの瞳、そこはがらんどうだったが何故かこちらをまっすぐ見られてる気分となり。
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………!」
[メイン] ミサイル : 「ワン!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「え、ええもちろん!こんな面白いこと……何にも分からず、終わらせられませんから!」
[メイン] 黒崎コユキ : ドン!と胸を張りながらも、シロ、お婆さんに答える。
[メイン] お婆さん : 2人と1匹の掛け合いに、微笑ましそうに、ほっほっほ、と笑いながら。
[メイン]
お婆さん :
「……うーん……でも、そうねぇ、今日はもう遅いし……
どうかねぇ?少し狭いかもしれないけれども……泊まっていくかい?」
[メイン]
お婆さん :
「私としても……皆さんが熊や蛇の被害に遭ってしまったら
どうにも……心苦しいからねぇ……こんなにも
汗を掻いて、頑張っているのに」
[メイン] お婆さん : コユキの額の汗を、タオルでゴシゴシと拭いてあげながら。
[メイン] 黒崎コユキ : わひぃい〜〜と声を漏らしながらも。
[メイン]
黒崎コユキ :
「……!! そ、その……いいんですか?
休むだけならともかく、そんなことまで……」
[メイン] 黒崎コユキ : あわあわと、思いもよらぬ提案に驚きながら。
[メイン] シロ : 「いいではありませんか、折角ですし。人の親切には甘えるものですよ?」
[メイン]
お婆さん :
「もちろん、お婆ちゃんだって、この山で起きている
事件は、解決されてほしいからねぇ、なんだって協力するよぉ」
[メイン] お婆さん : ほっほっほ、と笑いながら、お茶目に腕まくりをして見せる。
[メイン] シロ : コユキの背中をトンと軽く押す
[メイン] 黒崎コユキ : 「あうぅっ!」
[メイン] 黒崎コユキ : 押されたまま、とっとっと、とお婆さんの方に。
[メイン]
黒崎コユキ :
「……ありがとうございます! その……さっきは、変な目で見てしまってすみません!!
…………私、黒崎コユキって言います!よろしくお願いします!」
[メイン] 黒崎コユキ : 挨拶と謝罪の二つを入れた、ぺこり、と頭を下げる。
[メイン]
お婆さん :
「いんやいんや、いいんだよぉ、若い子は元気なのが一番だからねぇ」
うんうんと頷きながら笑い。
[メイン] トヨ : 「私はトヨって言うよ、よろしくねぇ、ちっちゃな警察さん」
[メイン]
ミサイル :
ボクはミサイルといいます!
と、意思を込めて吠える
[メイン]
トヨ :
ほっほっほ、と笑いながら、老婆は民家の奥へと入っていき。
その向こうで、上がってどうぞぉ、という声が聞こえるだろう。
[メイン]
ミサイル :
テチテチと入り口に近づき
お辞儀をして入っていく
[メイン]
シロ :
「私のことはシロって呼んで下さい。ちょっと珍しい名前ですが…」
と言いつつ中へ入っていく
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] : 手。
[メイン] : 民家の中で
[メイン] : 白い手が、見えた。
[メイン] : ズ、ズズ……
[メイン] : ズズズズ……
[メイン] : 徐々に、腕が
[メイン] : 肩が
[メイン] : 首が
[メイン] : 口元が、現れ
[メイン] ■■ : ─────キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ。
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] GM : 瞬きをするとそれは、消えていた。
[メイン] 黒崎コユキ : 「────────……っ!!!」
[メイン]
黒崎コユキ :
見えてしまった、"それ"が。
心臓が高鳴り出す。緊張した肌が汗を生み出していく。
[メイン] ミサイル : 「────」
[メイン] 黒崎コユキ : 「っ、いっ…………まっ、の」
[メイン] 黒崎コユキ : バッ、と二人の方へと目を向ける。
[メイン] シロ : 「アーーーッ!! 私なにも見てない!! 目ぇ有りませんもん!! 見てない! 見てないったら見てない!!!」
[メイン]
ミサイル :
野生の直感が強くプッシュされながらも
ミサイルは動けなかった
[メイン]
ミサイル :
唐突に現れた脅威に対し
対処法を掴み切ることができなかったのだ
[メイン] ミサイル : 毛皮はしっとりと汗で濡れ、息が荒くなっていた
[メイン] ミサイル : それが、ミサイルの敵に対し返せる唯一の反応だったのだ
[メイン] シロ : 恐怖にカタカタと震える骨は、ミサイルくんちゃんのぬくもりに安心を求めようと手を伸ばした…
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………お二人も……」
[メイン] ミサイル : コクリ、と頷く
[メイン] 黒崎コユキ : その反応を見て、察知する。今のが自分だけ見えた幻覚などではないことに。
[メイン] シロ : 「……まあ、ちょっと…変なの見えちゃいましたけど…」
[メイン] ミサイル : シロの手に対し、ミサイルは自発的に頭を差し出した 毛並みが役立つなら、それは素晴らしい事だ
[メイン] シロ : 「う~~ありがとうミサイルくんちゃん! コユキさんもどうです!?」
[メイン] シロ : 「生命のぬくもりは安心しますよ!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………シロさん……」
[メイン] 黒崎コユキ : たらりと冷や汗を流していたが、なんだかその調子に……ホッとしてしまい。
[メイン]
黒崎コユキ :
「ミサイルさん!私もご一緒しますね……!!」
もふもふもふもふ!!!!と撫でる。
その手は結構乱暴だった。
[メイン] : ギィ。
[メイン] : ギィ。
[メイン] : これは、コユキが床を踏むことで鳴る音だろう。
[メイン] : ─────しかし、二重に聞こえる?
[メイン] : ……上から?
[メイン] ミサイル : そう、足が2倍あるミサイルのせいではない
[メイン] ミサイル : 恐らく、そこに何かいる
[メイン] ミサイル : 察知したミサイルは、声を抑え。都合よく寄ってきてくれた二人に報告する
[メイン] ミサイル : 「うえに、だれかいます」
[メイン] シロ : 迂闊に上を見ないように、努めて反応を殺しつつも上方へ警戒する
[メイン] シロ : 「……なるほど、よく気付いてくれました」
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………上に……」
[メイン] 黒崎コユキ : コユキの前に、察知した獣の勘に目を見張りながらも。
[メイン]
黒崎コユキ :
「………………」
────キエロ。
[メイン] 黒崎コユキ : 頭の中に埋め尽くすくらい響いた声を思い出して。
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………はい、でも……中に入っていきましょう」
[メイン] : ダンッ!!!!!!!
[メイン] : 天井から、叩く音。
[メイン] シロ : 「ヒィッ!」
[メイン] ミサイル : 驚きのあまり、呻き声を漏らす
[メイン] ミサイル : 「…これは、もしや」
[メイン] ミサイル : 「外に、来いと言っているのでは…?」
[メイン] 黒崎コユキ : ひゃっ!!!?と、声を漏らしながらも。
[メイン] ミサイル : あの怪異が姿を現したのは、この小屋のうちに入ってから…
[メイン] ミサイル : そして、踏み入るたびに敵の行動は激しくなっている
[メイン] ミサイル : 「入られては、困ると主張していらっしゃるのでしょうか…?」
[メイン] 黒崎コユキ : 「……にはははは!」
[メイン] シロ : 「入るなという警告なら入ったほうが良いような気もいたしますが…」
[メイン] シロ : 「どうされました?」
[メイン] ミサイル : 「?」
[メイン]
黒崎コユキ :
「あいにく、顔もろくに合わせてない人に帰れと言われて帰る訳には行きませんよ」
[メイン]
黒崎コユキ :
「それにリターンとは、リスクを課さなければ……手に入れられないものです!
…………音がなんですかっ!!」
[メイン] ミサイル : 「……!」
[メイン]
黒崎コユキ :
けらけらと笑う。
けれど、コユキの手のひらには冷や汗がじっとりと付いていて。
[メイン] ミサイル : 「ならば…上の方に会いに行きましょう!」
[メイン] シロ : 「ふふ、そうですね。顔も合わせない礼儀知らずさんの意を汲んでやる必要なんてありませんもんね」
[メイン] シロ : 足はカクカク震えている
[メイン]
黒崎コユキ :
「にははは!その通りですっ!」
二人に頷きながら。
[メイン] ミサイル : ワン!と一吠えしてミサイルは無謀極まる提案を投げつけた
[メイン] ミサイル : 「いざ、屋根の上に!」
[メイン] ミサイル : ミサイルは玄関から飛び出すと、屋根の上を鋭く睨む
[メイン] : ………パッ。
[メイン] : 2階は、ここへ来た時には暗かった。
[メイン] : しかし。
[メイン] : 電気が点いた。
[メイン] : そして、その向こう側に……ぼんやりと、人影が。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……むむ?……トヨさんですか〜?」
[メイン] 黒崎コユキ : コユキはジャンプなど到底できないので、シロに抱えてもらいながら2階へと登り。
[メイン] ミサイル : 「そう、なのでしょうか?」
[メイン] シロ : 「どうでしょうねぇ…ガラス越しでは…」
[メイン] : 人影は、動かない。窓辺にいる。
[メイン] ミサイル : ミサイルは窓辺に近づき…肉球でペタペタとガラスを擦っている
[メイン] GM : ガララララ。
[メイン] ミサイル : 「どうも!」
[メイン] GM : 施錠していなかったのだろう。ペタペタした反動で
[メイン] GM : ─────開く。
[メイン] : いない。
[メイン] : そこには、誰もいなかった。
[メイン]
シロ :
「……い、行くしかないでしょう…ここはやはり…」
ミサイルくんちゃんに続いて足を進める
[メイン]
黒崎コユキ :
「……!!!……ま、また……!
…………に、にはははっ……この程度で止まりませんよ!」
[メイン] 黒崎コユキ : うんうん!と頷き、足を踏み入れる。
[メイン] ミサイル : ミサイルは窓辺に足を…かけようとして何度もずり落ちている
[メイン] ミサイル : 助走ができない今のミサイルの天敵は高さだった
[メイン]
シロ :
「あ~よしよし。お任せください」
ミサイルくんちゃんを抱き抱えて一緒に中へと入る
[メイン] ミサイル : 「ありがとうございます!」
[メイン] GM : ─────シロの、反対側の耳。誰もいないはずの空間から。
[メイン] ■■ : 『─────立チ─────去レ』
[メイン] : 低い声が、耳元のすぐ近くで。
[メイン] シロ : 「ヒッ! ヒィイイィ!! 聞こえました!? 今の!!? 」
[メイン] ミサイル : 「間違いありません! 先程の声でございます!」
[メイン] ミサイル : 「どうも! ボクはミサイルです!ポメラニアンやってました!」
[メイン]
ミサイル :
早口で幻聴に向かい慌てて自己紹介する様は、彼が犬でなければホラーだっただろう…
犬が喋るという時点で手遅れででもある
[メイン]
黒崎コユキ :
「……っ、立ち去れ立ち去れ……って、なんで立ち去らないといけないんですか!」
と、空間に指をさして叫ぶ
[メイン] GM : すると、1階から。
[メイン] GM : 「あら……?どうしたんだい~?虫でもいたかい~?」
[メイン] GM : トメの心配そうにする声が聞こえた。
[メイン] GM : 血塗れの少年の姿は、そこにはもういなかった。
[メイン] ミサイル : 「……お話は難しそうですとも」
[メイン] ミサイル : 渾身の挨拶をスルーされたのを気に病んでいるのか、ミサイルは座り込む
[メイン] シロ : 「……そうですね。……ただ、やはりこの事件の鍵はこの民家に有りそうですね……」
[メイン] ミサイル : 「ええ! 是非ともお話を拝見しなくては…!」
[メイン] ミサイル : ミサイルは再び立ち上がり、一旦。玄関から入り直す事にした
[メイン] ミサイル : この小さな小屋に、どれだけの秘密が隠されているのだろう?
[メイン] ミサイル : 大きな未知を前に、背筋に重く伸し掛かる何かを感じながら 小さな足を、前に進ませた
[メイン] ミサイル :
[メイン] シロ : middle「bloody boy」登場:シロ ミサイル
[メイン] ミサイル : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+1[1] > 62
[メイン] シロ : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+1[1] > 52
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 61 → 62
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 51 → 52
[メイン] シロ : また二階に戻ってきてしまったミサイルくんちゃんを腕に抱えて。
[メイン] ミサイル : 骨の腕に支えられながら、痛みを感じてはいないのか 特に抵抗なくぶら下がっている
[メイン] シロ : 本当は怖くて嫌なのだ。こういう訳の分からない奇妙な依頼は。
[メイン] シロ : もっと単純で原始的な暴力で屈服させられるものこそ、私が本当に求めている任務だ。
[メイン] シロ : だが、つい最近知り合った仲間の前では見苦しいところは見せられない。
[メイン] シロ : 私とて積み重ねた齢相応の人間には見られたいという人並みの欲がある。見た目は骨だが。
[メイン] シロ : だから意地を張って、この奇妙な事件にも向き合い、超克せねばならないのだ。
[メイン] シロ : 事件の鍵はきっとあの血まみれの少年。彼の真実を突き止めれば間違いなく事件の全貌は明らかになるに違いない。
[メイン] シロ : そう踏んで私はここへ来た。
[メイン] ミサイル : そして、ミサイル自身も勇気を振り絞り一吠え
[メイン] ミサイル : 「まずは、あのユウレイ氏について調べましょうか!」
[メイン] シロ : 「ええ、そうですね!」
[メイン] シロ : 行方不明者に少年がいたか 技能情報:UGNで調べたいです
[メイン] GM : 8
[メイン] シロ : 2dx+1 (2DX10+1) > 7[6,7]+1 > 8
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・行方不明者に少年がいたか
いた。そして、オーヴァードであった。
UGNに登録されていた者の一人であり、対R案件における協力者になる選択はしなかったものの
UGNの管理体制の中でしっかりと、レネゲイドの秘匿に勤めていた。
[メイン] GM :
[メイン] シロ : 「ねえ、さっき血まみれの少年がいたでしょう? 確か行方不明者の中にもいましたよね。それもオーヴァードの」
[メイン] ミサイル : 「…という事は、あのユウレイ氏はレネゲイドを使ったメッセージなのでしょうか…?」
[メイン] シロ : 「そうだとありがたいですねぇ。怖がる必要もなくなりそうですし」
[メイン] シロ : 「とりあえず、暫定的にそういうことにしちゃいましょうか」
[メイン] ミサイル : 「ええ! それでは、この2階にユウレイ氏の足跡がないか 探してみましょう!」
[メイン] ミサイル : 2階を知覚で調査させていただきます!
[メイン] GM : 15
[メイン] シロ : 戦術打ちたいです
[メイン] GM : いいよ
[メイン] ミサイル : うわ!ありがとうございます!
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 52 → 58
[メイン] シロ : 効果はよく分かってないからそっちでやってくれ(^^)
[メイン] シロ : レベルは3になった
[メイン] シロ : 支援射撃も使った方がいいやつか?
[メイン] ミサイル : 消費が心配ですが…お願いします!
[メイン] シロ : 支援射撃も打ちたいです
[メイン] GM : いいよ
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 58 → 60
[メイン] ミサイル : 13dx サポートを受けての調査! (13DX10) > 10[1,1,2,3,4,5,5,6,6,7,7,9,10]+9[9] > 19
[メイン] GM :
[メイン] GM : 幽霊は?一体どこにいる?
[メイン]
GM :
─────その存在は、すぐ近くにいた。
ここに長く滞在しているあなた達なら、徐々に分かってくるだろう。
それは、レネゲイドとの親和性を持つ、ウロボロスのシンドロームの存在。
あなた達の体に宿るレネゲイドと共鳴する故に、違和感らしい違和感を抱かない。
まるでそこにいるのが当然かのように。普段は盲点として存在していたように。
[メイン] GM : ほら、今も
[メイン] GM :
[メイン] ■■ : 『─────消、エ、ロ』
[メイン] :
[メイン]
ミサイル :
…彼の性質は、恐ろしい物がある
気づかぬ内に同調されていた事、それは生殺与奪の権を一方的に握られるに等しかった
[メイン] ミサイル : だが、同時に。疑問も吹き出していく
[メイン] ミサイル : 「あの、失礼ですが…貴方の目的はなんなのでしょうか?」
[メイン] ■■ : 『…………………………………』
[メイン]
ミサイル :
消えろ、と彼は言う
だが消滅させるつもりなら、行動を移すのは容易の筈だ
[メイン] ■■ : ポタ。ポタ。ポタ。
[メイン] ■■ : 畳みに、赤い染みが点々と。
[メイン] ■■ : そして─────雲がかった月が、露わとなり。
[メイン] ■■ : 『………………キ………ケ、ン』
[メイン] ■■ : 『─────立チ……去、レ』
[メイン] ミサイル : 「危険…? 貴方は、危ない目に遭っているのですか?」
[メイン] ミサイル : 「何か困っているのでしたら、すぐにお声掛けを──」
[メイン] ■■ : ガク。ガク。と首を横に動かす。
[メイン] ■■ : そして、ぎこちない動きで、ミサイルと、そしてシロを刺す。
[メイン] ■■ : その爪は、割れていた。
[メイン] ■■ : 『…………僕、ジャ、ナ………イ』
[メイン] ミサイル : 「え」
[メイン] ■■ : そして、指をそのまま、民家の外へと向け。
[メイン] ■■ : 『帰……………レ』
[メイン] ミサイル : 「なぜですか! この家にはまだ、貴方も!お婆さん……も」
[メイン] ■■ : 『…………食ベ………ラレ』
[メイン] ■■ : 『ル』
[メイン] ミサイル : そこまで口に出してミサイルは、致命的な点に気付いた
[メイン] ■■ : ボトボトボト。と少年の腹から、血が。
[メイン] ミサイル : そうだ、この家にいた脅威が彼でないのなら
[メイン] ミサイル : この家に、最初からいた存在が脅威だったなら
[メイン] ミサイル : 「────コユキさんが危ない!!!!」
[メイン] ミサイル : 大声でそう叫ぶと、ミサイルは一階に向けて走っていった
[メイン] シロ : 「ど、どうしたんですかミサイルくんちゃん!!? 危ないですよ!?」
[メイン] シロ : 男もミサイルの後を追って駆けだした
[メイン] シロ :
[メイン] シロ :
[メイン] シロ :
[メイン] 黒崎コユキ : middle「解けない式」登場:任意
[メイン] 黒崎コユキ : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+10[10] > 61
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 51 → 61
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン]
黒崎コユキ :
黒崎コユキはそわそわと座布団の上に座って待っていた。
[メイン]
黒崎コユキ :
トヨは2階から上がったことを気にしない様子だった。
普通なら不審者扱いで追い出されてもおかしくないところを、笑って見過ごしてくれた。
[メイン]
黒崎コユキ :
そして、それに加えてコユキはもてなされている。
お茶を入れてくるからね、と言われ、ちゃぶ台の上にはお菓子が並べられていた。
[メイン] 黒崎コユキ : 「うぇ、い、いいんでしょうか……こんなことまでされちゃって……」
[メイン] 黒崎コユキ : UGNチルドレンとして、もう記憶にない親の顔よりも教官の顔を見てきた人生だったコユキは、こうしてもてなされる経験がなく。
[メイン] 黒崎コユキ : トヨの好意に、つい嬉しくそわそわとしてしまっていた。
[メイン]
トヨ :
「ごめんねぇ、待たせちゃったねぇ……」
ゆっくりとした足で、湯呑をお盆に乗せながらやってくる。
[メイン] トヨ : 羊羹も添えてあった。
[メイン]
トヨ :
「よっこら……せっと……!ふぅ~……
齢を取っちゃうと、座るのも一苦労で大変だねぇ」
[メイン] トヨ : ほっほっほ、と笑いながら、自分の背中を叩き。
[メイン] 黒崎コユキ : わわっ!と、乗せられてきた羊羹に目がキラキラとしながら。
[メイン]
黒崎コユキ :
「ええぇ……!じゃあ、肩でも揉みましょうか!
これでも結構力は強いんですよ~!にははは!」
[メイン]
トヨ :
「おやおや、いいのかい~?ほっほっほ
それじゃあ、お願いでもしようかねぇ……」
[メイン] 黒崎コユキ : ゲームで学んだ。こういう時は……肩たたきが喜ばれる、って!
[メイン] トヨ : ズズズ。と湯呑を飲みながら。
[メイン]
トヨ :
「それと、お風呂も沸かしておいたからねぇ
好きな時に入っておいで~、いっぱい汗掻いたものねぇ」
[メイン] 黒崎コユキ : ではでは~!と、トヨの後ろに回っていき。
[メイン] 黒崎コユキ : とんとん、と彼女の肩に心地いいリズムが刻まれていく。
[メイン] トヨ : おぉぉ~……これは、気持ちがいいねぇ……。と、心地良さそうな声を漏らす。
[メイン]
黒崎コユキ :
「えええっ!?いいんですか……!?
あ、あわわ……じゃ、じゃなくて!いや嬉しいんですけど!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「お風呂に入る前に……お話もついでに、うかがえたらな~、と!」
[メイン] トヨ : 「お話かい?いいよぉ、私も話し相手が欲しかったところだからねぇ」
[メイン] トヨ : ほっほっほ、と笑いながら快諾する。
[メイン] 黒崎コユキ : 「!!」
[メイン] 黒崎コユキ : その答えににかっ、と笑いながらも。
[メイン] 黒崎コユキ : 「それじゃあ……早速なんですが、トヨさんは……私くらいの年齢の男の子って見た事ありますか?」
[メイン] 黒崎コユキ : とんとん、と肩を叩きながら。
[メイン]
トヨ :
「ん~?コユキちゃんくらいのかい?……う~ん……」
必死に考えようと、唸りながらも。
[メイン] トヨ : 「ごめんなさいねぇ……覚えてないだけかもしれないけど……」
[メイン] トヨ : 申し訳なさそうな顔をして。
[メイン] 黒崎コユキ : 「むむ、そうですか~……いえいえ!もしかしたら、と聞いてみただけですから」
[メイン] 黒崎コユキ : にかっと笑いながらも、叩くリズムは変わらない。
[メイン]
黒崎コユキ :
「……それにしても、ここはトヨさんだけがお住まいなんですか?
山の中に家だなんて、珍しいですね~!にはは!」
[メイン]
トヨ :
「そうだねぇ……お爺さんはもう……何年前だったかねぇ……
逝ってしまってねぇ……それからずっと、一人だねぇ」
[メイン]
トヨ :
「お爺さんの建てた家だからねぇ……ここは」
そう言いながら、居間に立ててある、老人の写真を見つめる。
[メイン]
トヨ :
「ほっほっほ……自然が大好きな人だったからねぇ
大変なことはたくさんあったけれども……
でも、毎日がずっと、楽しかったねぇ……」
しみじみとした口調で。
[メイン]
黒崎コユキ :
「……あっ!……す、すみません……!」
軽率に口走ったことをぺこりと頭を下げながらも。
[メイン] トヨ : 「ほっほっほ、いいんだよぉ、もう昔のことだからねぇ」
[メイン]
トヨ :
「でも、そうだねぇ………私も、長く生きててねぇ……
いくつになったかは、覚えてないけれども……
少し前辺りから、山での生活が苦しくなってきてねぇ……
山を下りるのも、畑をいじるのも段々と……だったんだよぉ」
[メイン]
トヨ :
「だけど最近、力が入るようになってねぇ、若返りかしら?
不思議なこともあるものよねぇ」
[メイン] 黒崎コユキ : 「力が入る……?」
[メイン] トヨ : うんにゃ、と頷きながら。
[メイン] トヨ : 「山の上り下りが楽になってきたような……そんな気がするのよねぇ」
[メイン]
黒崎コユキ :
山での生活は……私の想像もつかない位の大変なんだろうな~……。
ましてや、トヨさんは疲れやすいだろうし、オーヴァードじゃなかったら……
[メイン] 黒崎コユキ : 「……えっ、それって……もしかして、普段の生活も……楽になってたり、しますか?」
[メイン]
トヨ :
「ん~~……そうだねぇ……もうそろそろ死期が近づいているのかと
思っていたんだけれどもねぇ……」
[メイン]
トヨ :
「さてさて……コユキちゃん、肩たたき、ありがとうねぇ」
にこりと微笑みながら。
[メイン] トヨ : 「お礼に今日は、美味しいものをたっぷりと食べさせてあげないとねぇ」
[メイン] トヨ : よっこらせ……と立ち上がり、台所へと向かおうとする。
[メイン]
黒崎コユキ :
「に、にははは……い、いえいえ……ありがとうございます……!」
と、言葉を返しながらも。
[メイン]
黒崎コユキ :
その仕草から、コユキは────トヨを、観察する。
この事件に必要な変数を、定めるために。
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン]
黒崎コユキ :
・トヨの侵蝕率について
情報:UGN
[メイン] GM : 8
[メイン] 黒崎コユキ : (1+0)dx+1=>8 〈情報:UGN〉 (1DX10+1>=8) > 1[1]+1 > 0 (ファンブル) > 失敗
[メイン] GM : 🌈
[メイン] 黒崎コユキ : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+8[8] > 69
[メイン] GM : あとダイスボーナス忘れてる
[メイン] 黒崎コユキ : それはそう
[メイン] 黒崎コユキ : 1dx+1=>8 さっきのぶん (1DX10+1>=8) > 10[10]+8[8]+1 > 19 > 成功
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・トヨの侵蝕率について
0%
[メイン] GM :
[メイン]
黒崎コユキ :
「────っ……!」
代入が────出来ない。
[メイン]
黒崎コユキ :
……トヨさんの身に起きていたことは、衰えていくのではなく……むしろ、活性している。
年配者がオーヴァードに覚醒し、有り余る力はまるで若返ったかのように思えてしまう事象がある。
[メイン]
黒崎コユキ :
もし、トヨさんが感染しているのであれば、トヨさんが感じた異変はレネゲイドだと片づけられる……けど。
……実際は、違う……?
[メイン] GM : ─────ガシャァアアアンッ!!!!!
[メイン] GM : 台所の方で、食器の割れる音が。
[メイン] 黒崎コユキ : 「────へっ!?」
[メイン] 黒崎コユキ : 混乱の中にあった頭を叩き起こし、立ち上がる。
[メイン] 黒崎コユキ : 「ど、どうされました!? トヨさん、怪我とかなされてませんか!?」
[メイン] 黒崎コユキ : と、台所へ駆けつけ、扉を開けようとすると。
[メイン] GM : ─────そこには、トヨの後姿が。
[メイン] GM : 包丁を手にしている、そしてまな板には新鮮なお野菜が。
[メイン] GM : おそらくは、調理を始めようとしていたところなのだろう。
[メイン] GM : しかしトヨは、包丁を握ったまま、静止していた。
[メイン] 黒崎コユキ : 「────えっ?」
[メイン] 黒崎コユキ : 「と、トヨさん……?」
[メイン] トヨ : 「………………………」
[メイン] トヨ : ─────ゆっくりと、振り向いていく。
[メイン] トヨ :
[メイン] トヨ : 目が、開く。
[メイン] トヨ : 赤黒い瞳。
[メイン] トヨ : "怪物"が、そこにいた。
[メイン] 黒崎コユキ : 「────な、ッ……?!?!?」
[メイン] 黒崎コユキ : まるで鮮血のような瞳が、こちらをねめつける。
[メイン] トヨ : 「………フス、ル、ル、ルルル、ルルル、ルルルルッルルルル」
[メイン]
黒崎コユキ :
「どっ、どうしたん、ですか……?トヨ、さん……
ど、ドッキリ……ですか?」
[メイン] トヨ : 「ハラ、ヘ、タ」
[メイン] トヨ : ドン。
[メイン] 黒崎コユキ : じり、じり……と、一歩ずつ引いていく。
[メイン] トヨ : 追うように、一歩ずつ。
[メイン] トヨ : ドン。ドン。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……ひッ……!?」
[メイン] トヨ : 足音を立てながら、近づいていく。
[メイン] トヨ : 「─────グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」
[メイン] トヨ : 目にも止まらぬ速さで、コユキへと襲うッ!
[メイン] ミサイル : 62+1d10 登場/リザレクト (62+1D10) > 62+8[8] > 70
[メイン] 黒崎コユキ : 「ひッ……い、いやぁああああああああッ!???!?」
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 62 → 69
[メイン] シロ : 60+1d10 登場/リザレクト (60+1D10) > 60+6[6] > 66
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 60 → 66
[メイン]
黒崎コユキ :
どすん、と、その気迫に尻もちをついてしまう。
背後は────壁。
[メイン] 黒崎コユキ : もう逃げられない。
[メイン]
ミサイル :
メジャーアクション
《俊足の刃》+《コンセントレイト》
[メイン] ミサイル : 7dx8 (7DX8) > 10[2,4,4,4,5,7,9]+2[2] > 12
[メイン]
トヨ :
ギ
リ
ョ
ロ
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 69 → 75
[メイン] トヨ : 片方の目だけが独立して動き、一匹の犬を捉える。
[メイン] ミサイル : 四肢に力を込め、その周りに斥力の渦が生まれる
[メイン] 黒崎コユキ : 「────ミサイルさんッ……!?!?」
[メイン] ミサイル : 「コユキさんから、お離れなさい!!」
[メイン]
トヨ :
その奇襲は、成功だったと言えよう。
意識の外から放たれたその攻撃は、"通常"であるならば、確実に
獲物を仕留めることができる一撃であろう。
[メイン] トヨ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,1,3,4,4,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9]+10[1,3,3,4,5,6,6,10,10]+10[6,6,10,10]+10[1,3,5,8]+10[9]+5[5] > 75
[メイン]
黒崎コユキ :
ふるふると震える手足。
けれど────トヨの手が、刃が、自らに届くことはない。
[メイン] ミサイル : そのまま一直線にトヨに対し突撃したが、攻撃は虚しく空を切る
[メイン] ミサイル : 「なんと…!」
[メイン]
トヨ :
ニタリと笑うと、腰を曲げる。
寸前であった。99%当たっていたはずのその攻撃は、躱される。
[メイン] シロ : 「はあ…はあ…どうしたんですかそんなに急いて……お、おばあちゃん!」
[メイン] トヨ : まるで人間とは思えない動き。
[メイン] トヨ : 「グ、ギ、ギギギギギギギギ、ギャッギャッギャッギャッギャ!!!!」
[メイン] トヨ : 怪物の声が、民家の中に反響する。
[メイン] ミサイル : 空振りの一撃は、食卓に激突し食器を空へ地面へと叩きつけて終わる
[メイン] ミサイル : 「な、なんという…! 不意をついた筈だったのに…!」
[メイン]
黒崎コユキ :
「……う、嘘ですよね……!?
今の、あ、当たってた……んじゃ……」
[メイン]
ミサイル :
直感に従い、完璧なタイミングで放った一撃は虚しく空を切った。
そして、相対してしまった以上。一撃を見舞うチャンスさえ遠く彼方へ消え去っていく
[メイン] 黒崎コユキ : あの攻撃が、トヨのか細い体に当たったら……と思ったが、どうやらそれは杞憂だったらしく。
[メイン] : ─────ガタガタガタガタガタッッ!!!!
[メイン] ミサイル : 「……!」
[メイン] ミサイル : 気を逆立たせ、異音に備える
[メイン] シロ : ミサイルは置いておいてコユキの元に駆け寄る
[メイン] : 台所内にある食器棚が、独りでに大きく揺さぶられる。
[メイン] : そして、ガタァァアアアアアアアアアッッッ!!!!
[メイン] : コユキ、ミサイル、シロ達と、トヨとの間にそれが倒れ、粉塵を作る。
[メイン] : 老婆の姿は、埃の中に消える。
[メイン] ミサイル : 「まさか…!」
[メイン] シロ : 「どうしたのですか…!?」
[メイン]
黒崎コユキ :
「…………っ……」
駆け付けたシロに、目をやり。
[メイン] ミサイル : 「みなさま! 直ちに逃げましょう!」
[メイン]
黒崎コユキ :
「わ、わかんないんです……!さっきまでトヨさんだったのに……
急に、今みたいに、まるで化物じみた力を……!」
[メイン] ミサイル : 「ユウレイ氏が、目隠しをしてくださっています!」
[メイン] シロ : 「ユウレイ…? まあいいです、行きましょう!」
[メイン] シロ : コユキを担いで逃げ出す
[メイン] 黒崎コユキ : がくがくと小鹿のように震えていた足では、立つこともままらなかったが。
[メイン] 黒崎コユキ : ありがとう、ございます……!と、シロに、零しながらも。
[メイン] 黒崎コユキ : …………トヨ、さん……
[メイン] 黒崎コユキ : ……下敷きに、なってなければ……いいん、ですけど……
[メイン] 黒崎コユキ : 瓦礫から離れていく中、ただ……それしか、考えられなかった。
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] ミサイル : Middle『一人、一体、一匹、三種のオーヴァード現在逃走中』登場:自由
[メイン] ミサイル : 75+1d10 登場/リザレクト (75+1D10) > 75+6[6] > 81
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 75 → 81
[メイン] シロ : 66+1d10 登場/リザレクト (66+1D10) > 66+4[4] > 70
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 66 → 70
[メイン] 黒崎コユキ : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+1[1] > 62
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 61 → 62
[メイン] ミサイル :
[メイン] ミサイル : そうして、全力疾走する形で小屋から距離を取りながら。ミサイルは首輪に偽装された通信機器を開く
[メイン] ミサイル : 「メイプルさん! 先程の容疑者疑惑は撤回いたします!!」
[メイン]
メイプルトリック :
『ほいほ~い、こちらメイプルトリックさんだよ~っと』
のんびりとした声が返ってくる。
[メイン] ミサイル : 「まんま犯人でしたとも!! 命からがら逃げております!!」
[メイン] メイプルトリック : 『OKOK、情報は……今送られてきたのを見てるよ~』
[メイン] メイプルトリック : 『なるほどねぇ、今回の案件は……はいはいはい』
[メイン] メイプルトリック : 『うん、調査ありがとう~』
[メイン]
ミサイル :
石を避け、木の間を抜けながら
ミサイルは耳を傾ける
[メイン] メイプルトリック : 『任務は達成、帰還してもいいよ~』
[メイン] ミサイル : 「え」
[メイン] メイプルトリック : けろっとした声で、そう告げられる。
[メイン] ミサイル : 「あの、対処などはしなくても宜しいのでしょうか!?」
[メイン] メイプルトリック : 『今回の件はちょっとね、君達でも対処が厳しいね』
[メイン] ミサイル : 「コユキさん! どうなのでしょう?!」
[メイン] メイプルトリック : 『もちろんするさ、だけどこれは大がかりな作戦になるね』
[メイン] メイプルトリック : 『掃討戦になるかな、これは』
[メイン] ミサイル : 通信を他の二人にも聞こえるよう設定し、大声で意見を問う
[メイン] メイプルトリック : 『大規模部隊を連れて、標的を鎮めるしかない』
[メイン] 黒崎コユキ : ミサイルに声をかけられ、端末の方へと見やる。
[メイン] ミサイル : 「…では、この山は」
[メイン] 黒崎コユキ : 「そんなに……相手が……トヨさんが脅威だ、ってことですか!?」
[メイン] ミサイル : 「戦場になってしまうのですね」
[メイン] シロ : 「どうしたものでしょうね!?」
[メイン] メイプルトリック : 『……まぁ、ね』
[メイン] メイプルトリック : 『だけど、より戦闘に特化したエージェントに任せた方が、今回はいい』
[メイン] メイプルトリック : 『なので、君達は白紙提出で終わってもいいよ』
[メイン] メイプルトリック : 『日常を守るのは確かに大切だけど』
[メイン] メイプルトリック : 『─────自分の身を守るのだって、大切なんだからね』
[メイン] シロ : 「どうですか…!? みなさん、みなさんは白紙提出『でもいいよ』!? 引き下がれますか…!?」
[メイン]
黒崎コユキ :
あの力は、驚異のものだった……ミサイルさんを軽くいなし、こちらに向ける力は老人のそれではない。
まともに戦えば、まずまっとうに勝てる相手ではないだろう。
[メイン]
黒崎コユキ :
そうだ、”勝つ”なら……この場を離れた方がいい。
私たちは解のない、寄せ集めの数字たちなのだから。
[メイン]
黒崎コユキ :
「……トヨさんは、オーヴァードではありませんでした!
では、なぜあんな力が出せるんですか!」
[メイン] メイプルトリック : 『《ファイトクラブ》』
[メイン] メイプルトリック : 『人格のみが"ジャーム"となる、異例中の異例の現象だねぇ』
[メイン] メイプルトリック : 『そしてそいつを取り除く方法は簡単』
[メイン] メイプルトリック : 『遺産管理局に頼んで、鬼切りの太刀で断てばいい』
[メイン] メイプルトリック : 『─────けど、当たらないんでしょ?』
[メイン] ミサイル : 「…はい」
[メイン] ミサイル : 「完全に不意を打ちましたが、ニヤリと笑われたあげく回避されました…」
[メイン]
メイプルトリック :
『そのようだねぇ、捕縛さえできれば、寄生されたトヨさんの
命も、救うことは可能………だけど』
[メイン] メイプルトリック : 『─────"手加減"、できないっしょ』
[メイン] ミサイル : 「………手加減して、敵う相手ではありませんでした アレは」
[メイン] ミサイル : 「そして、既に……犠牲者が大勢出ています」
[メイン] ミサイル : 「正気に戻れたとしても…その、後は…」
[メイン] メイプルトリック : 『むしろ、この規模で収まっていること自体が奇跡でしょ』
[メイン] ミサイル : ミサイルは言葉を続けるたびどんどん声が小さくなっていった
[メイン] メイプルトリック : 『どうやったらこの規模で収まるんだろうかねぇ』
[メイン] ミサイル : 「…推測ですが」
[メイン] ミサイル : 「おばあさんは、“ハラガヘッタ”…と言っていました」
[メイン] ミサイル : 「そのため、一人食べる度に拡散が止まっていたのだと思います」
[メイン]
ミサイル :
行方不明事件の被害者の行先は
妖怪のお腹の中…という事になる
[メイン] ミサイル : 彼らの犠牲が、結果的に被害の拡散を防いだと言えなくも無いが……
[メイン] ミサイル : 「…酷いです」
[メイン] メイプルトリック : 『衝動:飢餓のジャームがそのくらいで止まるとはとても思えない』
[メイン]
メイプルトリック :
『なんなら、下山してでも食い荒らそうとする
それが、衝動:飢餓に従うジャームってもんだからね』
[メイン] ミサイル : 「……うう、とすれば。なにが原因なのでしょうか」
[メイン] ミサイル : 「それこそ、“量”ではなく。人を食べる事に意味を見出しているとか…?」
[メイン] ミサイル : 必死に走りながら、ミサイルは小さな頭で考え続ける
[メイン] メイプルトリック : 『…………どうだろうねぇ、まぁ"未知"はかなり多いよ』
[メイン] メイプルトリック : 『もしも─────残って、この案件を自分達で対処したいのなら……』
[メイン] メイプルトリック : 『……そのジャームを押さえ付けていた"何か"を探ると、いいかもね』
[メイン] メイプルトリック : 『まぁ、"直感"でしかないんだけどね』
[メイン] メイプルトリック : 『とにかく私は、君達の安全を第一優先としたい』
[メイン] メイプルトリック : 『─────大部隊を出動させるために、連絡はもうした』
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………到着までに、まだ時間は……ありますよね」
[メイン] メイプルトリック : 『……………まぁ、ね』
[メイン] シロ : 意思を感じさせるコユキの声を聴いて彼女の顔を見る
[メイン] ミサイル : 走りながらも後ろを振り返る
[メイン] 黒崎コユキ : 「……なら、時間いっぱいまで、私たちのできることを……します!」
[メイン]
シロ :
「ええ、引き下がれませんよね! このままじゃあ!」
眼窩にはどこか喜色が浮かんでいるようにも見える
[メイン] 黒崎コユキ : 「寄せ集めでも、解がない組み合わせでも!……答えは、きっと……ありますから!!」
[メイン] 黒崎コユキ : シロに、強く、頷く。
[メイン] メイプルトリック : 『………………』
[メイン]
メイプルトリック :
『……ふふ』
電話口の向こうで、小さな笑い声が聞こえたかと思えば。
[メイン]
メイプルトリック :
『……無茶だけは、しないようにね』
先程までの切羽詰まった口調ではなく、優しく、穏やかなもので。
[メイン] ミサイル : 「──よし!」
[メイン] ミサイル : 「ボクも覚悟を決めました! ユウレイ氏が助けてくれたのです!」
[メイン] ミサイル : 「ボクもボクにできる事をします!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「……ミサイルさん!!」
[メイン] シロ : 「ミサイルくんちゃん!」
[メイン] ミサイル : 「メイプルさん! ボクがあの小屋で見つけた“ユウレイ氏”の事なのですが…!」
[メイン] メイプルトリック : 『? うんうん』
[メイン] ミサイル : 観測した際のデータも合わせ、説明と同時進行で彼の情報を伝えていく
[メイン] メイプルトリック : 『─────なるほどね』
[メイン] メイプルトリック : 『分からないけど、その子はいつからそこにいたんだろうね』
[メイン]
メイプルトリック :
『君達が報告するジャームからすれば、隠密なんてほとんど
意味は成さないものなんだけどね』
[メイン] メイプルトリック : 『でもそこにい続けているってのは……相当なもんな気はするよ』
[メイン] ミサイル : 「むむ…あの場所に何かあるのでしょうか…?」
[メイン] メイプルトリック : 『さぁね、一体何の"目的"でそこにいるのか』
[メイン] メイプルトリック : 『そもそも、"どこ"からやって来たのか?』
[メイン] メイプルトリック : 『まだまだこの事件は、分からないことだらけだねぇ』
[メイン]
黒崎コユキ :
「…………この付近で行方不明になっていた少年は!
彼は……なんの出来事で覚醒しましたか!?」
[メイン]
メイプルトリック :
『んーーーと……』
ペラペラと資料を確認する音。
[メイン] メイプルトリック : 『FHのテロ活動に巻き込まれて…って感じだね』
[メイン] 黒崎コユキ : 「……では、その血縁関係の方に……"トヨ"という方がいた、という話はありますか?」
[メイン] メイプルトリック : 『いや、ないようだねぇ』
[メイン] メイプルトリック : 『そもそも……だ』
[メイン] メイプルトリック : 『君達はもう既にジャームと、そして謎の少年と出会ったんだ』
[メイン] メイプルトリック : 『現場じゃないと分からないものだって、あるんじゃないかな』
[メイン] ミサイル : 「や、やはり戻るしかなさそうですね…」
[メイン] シロ : 「仕方ありませんが、解決のためには…願わくば『山姥』には遭遇せずに済むといいのですけれど…」
[メイン]
黒崎コユキ :
「……わかりました
彼に、会いに行きましょう、ミサイルさん」
ぽん、と毛並みに触れながら。
[メイン] 黒崎コユキ : シロにこくりと頷き、見据えるは────森に隠れてしまった、家。
[メイン] シロ :
[メイン] 黒崎コユキ : トヨさんの来歴について 情報:UGN
[メイン] GM : 8
[メイン] シロ : 援護射撃します
[メイン] 黒崎コユキ : !
[メイン] 黒崎コユキ : うわ!!!
[メイン] 黒崎コユキ : (1+1+5)dx+1 〈情報:UGN〉 (7DX10+1) > 10[3,5,6,6,8,8,10]+4[4]+1 > 15
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 70 → 72
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・トヨの来歴について
自然主義の夫と共に、波捨山で畑を耕しながら、自給自足に近い形の生活を送っていた。
そして夫が数年前に亡くなって以降、段々と元気が無くなっていったと、山の麓の住民達からの情報がある。
また、病院での定期検査内容からも、健康状態はあまり良いとは言えず、死期は近い状態であった。
最近では、あまり山に下りてくる姿も見なくなったらしく、山に籠り切って生活をしていただとか。
[メイン] GM :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] ミサイル : Middle『一つは山に。一つは川に。最後の一つは』登場:自由
[メイン] ミサイル : 81+1d10 登場/リザレクト (81+1D10) > 81+5[5] > 86
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 81 → 86
[メイン] シロ : 72+1d10 登場/リザレクト (72+1D10) > 72+9[9] > 81
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 72 → 81
[メイン] 黒崎コユキ : 62+1d10 登場/リザレクト (62+1D10) > 62+7[7] > 69
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 62 → 69
[メイン] ミサイル :
[メイン] ミサイル : そして、再び。オーヴァード一行は山姥の家を訪れた
[メイン] ミサイル : その瞳に強い覚悟を宿して
[メイン] ミサイル : 「…お二人とも、行けますか」
[メイン] シロ : 「勿論ですよ、ここまで来て何を」
[メイン] 黒崎コユキ : 「はい……!怖気ついたわけじゃありませんよね?」
[メイン] 黒崎コユキ : ニヤリと笑いながらも。
[メイン] ミサイル : 「……では!」
[メイン] ミサイル : 「参りましょう!」
[メイン] ■■ : 『……………………』
[メイン] ■■ : ─────ミサイルが向かおうとする先に、血塗れの少年が。
[メイン] ■■ : そして、ゆっくりと腕を、ミサイル達が走ってきた方角へと指し。
[メイン] ■■ : 『─────立チ─────去レ』
[メイン] シロ : 「立ち去れません、私たちには義務があります」
[メイン]
黒崎コユキ :
血まみれになっている少年を、初めてくっきりと見たことで。
どきり!と、飛び上がりそうになりながらも。
[メイン] ミサイル : 「ユウレイ氏…いえ、ええと…そういえばお名前は…!」
[メイン]
■■ :
『………………………………』
ガク。と首を傾げる。ミサイルの問いには、沈黙で。
[メイン] ミサイル : 「うう……では、変わらずユウレイ氏と…」
[メイン]
ミサイル :
などと肩…前足を落としている場合ではない
彼に対して聞かねばならないことはいっぱいある
[メイン] シロ : 「『救済』しなくてはならないのです。行方不明になった方々の魂を」
[メイン] シロ : 「私たちを信じて、話を聞かせてもらえませんか?」
[メイン] ■■ : 『……………………!』
[メイン] ■■ : 虚ろで、真っ黒な瞳が開かれる。
[メイン]
■■ :
『………救、済…………』
反芻するように。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……あなたが、"トヨ"さんのことで私たちを巻き込みたくない、ということは……有難いことです」
[メイン] ■■ : ボタ、ボタ、ボタ。と血が垂れていきながら。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……ですが、私は……"トヨ"さんをあのままに出来ません!いちばん辛いのは、あの人自身なんです!」
[メイン] 黒崎コユキ : ですから、どうか────と、頭を下げる。
[メイン] ミサイル : 「……」
[メイン]
■■ :
『………………………!』
虚ろな目を、コユキへと向けると、また驚いたように目を開き。
[メイン]
黒崎コユキ :
相手は、その"トヨ"に殺されたかもしれない。
本来なら憎むべき相手なのかもしれない。
そんな相手を助けたい……なんて、少年からしたら馬鹿げてる……
でも、止まれない……!!!
[メイン]
シロ :
「わたくしからもお願いします。何卒どうか──」
続けて頭を下げる
[メイン] ミサイル : 「一番も、二番も、ありません。 ユウレイ氏も含めて きっと苦しいです」
[メイン] ■■ : 『……………………!!』
[メイン] 黒崎コユキ : 「……ミサイルさん……」
[メイン] ミサイル : 「…ならば! ボクたちに、それをなんとかできるのならば!」
[メイン] ミサイル : 「なんとかしたいのです!! なんとしてでも!!!」
[メイン] ■■ : 『─────』
[メイン]
■■ :
すると、少年は、ゆっくりと……腕を掲げる。
その手のひらに、ぐにゃりと、空間が捻じ曲がる程のレネゲイドが濃縮され。
[メイン] ■■ : 『……………………コ、レ……デ、モ?』
[メイン] ■■ : ─────そして、それを、3人へ。
[メイン] :
[メイン] : 脳内に、植え付けられる。
[メイン] : 記憶が。
[メイン] : 「い、いやだ……」
[メイン] : 「死にたくない……!?」
[メイン] : 「助け─────」
[メイン] : グチャリ。
[メイン] :
[メイン] : ─────鮮明に映し出される、その光景は、想像を絶する地獄そのもの。
[メイン] : そして、あなた達であれば、この記憶を目にしたのならば。気が付くだろう。
[メイン] : 相手は、ただのジャームではない。
[メイン] : ジャームの、群。
[メイン] : 《オリジン:レジェンド》を持つジャームの、《オリジン:コロニー》。
[メイン]
:
かつて、生きるために、苦痛の中、悶え苦しみ、細い足を動かしながら
山中を、歩こうとするも、力尽き、絶えていった、老婆達の、無念。
その集合体が─────件のジャーム。
[メイン]
:
なら、遥か昔より蘇った無念が、群を成し、人に牙を向け
そして、犠牲者達を繕っていくのならば。
[メイン]
:
─────その犠牲者達の無念が、群を成し、そして。
また、《オリジン:コロニー》として、現界するのもまた。
[メイン] : 道理。
[メイン] :
[メイン]
ミサイル :
くらり、とタタラを踏み
ミサイルはなんとか立ち直る
[メイン] ミサイル : 死の擬似体験と打ち明けられた真相の衝撃は、ミサイルの感覚を狂わせるには充分な物だった
[メイン] ミサイル : 「そんな、事が…!」
[メイン]
ミサイル :
ミサイルは人間が好きだ
これまで、友好的な存在と多く出会ってきたという経験もあるが…
[メイン]
ミサイル :
こんなにも、酷い形で人が失われていく事は
とても、とても悲しい事だった
[メイン] ミサイル : 「……」
[メイン]
ミサイル :
苦しかったのだろう、悔しかったのだろう
だからこそ。ここにユウレイ氏は立っている
[メイン] ミサイル : 「……不躾なのは、承知の上です」
[メイン] ミサイル : 「ですが!」
[メイン] ■■ : 『─────!』
[メイン] ミサイル : 「どうか、あのお婆さんを助ける為に。力をお貸しください!!」
[メイン] ミサイル : 「ボクはミサイル! ポメラニアン……イヌです!!」
[メイン] ミサイル : 「イヌは、困っている人を助ける物なのです!! ここで、退くわけにはいかないのです!!」
[メイン]
ミサイル :
例え無実であろうが、トヨが触媒となり
彼らを殺害する事になってしまったのは事実だ
[メイン]
ミサイル :
その相手を助けると吠えるのは…
彼らの時には間に合わなかった分際で、言っていい事でもないのかもしれない
[メイン] ミサイル : それでも…!
[メイン] ミサイル : 「ここで、引き下がってしまえば。カノン様に顔向けができないのです…!」
[メイン] ミサイル : 「正しく!死んでも死にきれないと申しましょう!!」
[メイン] シロ : 「ええ、私たちは! あなた達のことも! そして彼女らも! 我儘かも知れませんが、この手で救えるだけの魂全てに救いを与えなくてはならないのです!!!」
[メイン]
シロ :
「そのため、一緒に戦ってくれませんか? 救うべき相手に助けを求めるのもお恥ずかしいですが…」
少し照れながら握手を求めて手を差し出す
[メイン] ■■ : 『─────………!!』
[メイン] ■■ : 『……イ……ッショ、ニ』
[メイン] ■■ : ボタ、ボタ、ボタ、ボタ。
[メイン] ■■ : 虚ろな目から、赤い涙が、零れ。
[メイン] ■■ : そして─────。
[メイン] ■■ : ゆっくりと、伸ばす、冷たく、真っ白な腕を。
[メイン] ■■ : 『…………………僕……』
[メイン] ■■ : 『………僕、ハ─────』
[メイン] ■■ : 『─────……信、ジ、タイ』
[メイン] ■■ : 『ミン、ナ、怖ガ、テ……見テ、クレ、ナカ……タ、僕………ヲ』
[メイン] ■■ : 『見テ─────クレ、タ』
[メイン] ■■ : 『アナ、タ、達、ヲ』
[メイン] ■■ :
[メイン] ■■ : ─────レネゲイドが、渦巻く。
[メイン] ■■ :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : climax『Be off』 登場:任意
[メイン] ミサイル : 86+1d10 登場/リザレクト (86+1D10) > 86+9[9] > 95
[メイン] シロ : 81+1d10 登場/リザレクト (81+1D10) > 81+4[4] > 85
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 86 → 95
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 81 → 85
[メイン] 黒崎コユキ : 69+1d10 登場/リザレクト (69+1D10) > 69+10[10] > 79
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 69 → 79
[メイン] GM :
[メイン] GM : ─────電気が全て消え、埃の粉塵に塗れた民家の、さらに真っ暗な奥に。
[メイン] GM : 赤い二つに光が。
[メイン] トヨ : ソ チ ラ ヲ ミ テ イ タ
[メイン] ミサイル : そして、勇ましき小動物も構える
[メイン] ミサイル : 「わおおおおおおおおおおん!!!!」
[メイン] シロ : 死神は弓を懐から取り出し構える
[メイン] トヨ : 無数も並ぶ牙を、並べ、威嚇するように。
[メイン] シロ : 「今、救ってあげますからね」
[メイン]
ミサイル :
相手に対し、気迫で負けぬ様にと
自慢の遠吠えを上げ、相対する
[メイン] トヨ : 「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!」
[メイン] トヨ : 民家を大きく揺さぶる程の、大咆哮。
[メイン]
黒崎コユキ :
天才の少女は、銃を構える。
自らが求める解を手に入れるために。
[メイン]
黒崎コユキ :
びりびりッ!と、コユキの背筋は震える。
けれど、もう……臆しは、しない……ッ!
[メイン] GM : ─────トヨの形を成す怪物から、強烈な《ワーディング》が放たれるッ!
[メイン] GM : 衝動判定 難易度66
[メイン] ミサイル : 46dx4 (46DX4) > 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,6,6,6,6,7,7,7,7,7,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,4,4,5,5,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,2,2,2,3,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,2,4,4,5,6,6]+10[1,5,6,7,8]+10[3,5,7,8]+10[1,6,7]+10[8,8]+10[2,4]+10[6]+10[4]+10[7]+2[2] > 142
[メイン] 黒崎コユキ : (4+1+44)dx4 衝動判定 (49DX4) > 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,10,10,10]+10[1,1,3,3,3,5,5,6,7,7,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,5,5,6,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,3,5,6,7,7,8,8,8]+10[1,3,5,5,7,8,9]+10[4,5,7,7,10]+10[1,3,5,5,8]+10[1,4,8]+10[1,10]+1[1] > 101
[メイン] ミサイル : 95+2d10 衝動判定 (95+2D10) > 95+3[1,2] > 98
[メイン] 黒崎コユキ : 79+2d10 衝動判定 (79+2D10) > 79+16[7,9] > 95
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 95 → 98
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] 侵蝕率 : 79 → 95
[メイン] シロ : 50dx4 (50DX4) > 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,2,3,3,5,5,6,6,6,6,7,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,3,3,4,4,5,5,6,6,8,9,10,10]+10[3,3,3,5,6,7,7,7,8,9]+10[1,1,1,3,6,6,8]+10[3,5,6]+10[9,10]+10[2,6]+10[4]+10[10]+10[10]+10[8]+10[8]+10[4]+10[9]+10[10]+3[3] > 173
[メイン] シロ : 85+2d10 衝動判定 (85+2D10) > 85+14[5,9] > 99
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 85 → 99
[メイン] GM :
[メイン] GM : ─────無念と、そして、意地がぶつかり合う。
[メイン]
GM :
戦闘開始
PCは同エンゲージ、10m先にトヨ。
[メイン] GM : 1ラウンド。
[メイン] GM : セットアッププロセス。
[メイン] シロ : 戦術をコユキさんに打ちたいです
[メイン] 黒崎コユキ : !!!
[メイン] ミサイル : !!!!!
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 99 → 105
[メイン]
GM :
何も無ければ、イニシアチブプロレス
割り込みエフェクト等が無ければ、トヨの手番だ。
[メイン] シロ : 時間凍結します
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 105 → 110
[メイン] GM : ではシロの手番だ
[メイン] シロ : マイナーでオリジン:レジェンドうってメジャーでコントロールソートと巨人の斧打ちます
[雑談] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 110 → 117
[メイン] GM : コストを払った後、来い
[メイン] シロ : (6+3+44-2)dx4+8 (51DX4+8) > 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[2,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,2,2,2,3,4,4,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,1,2,2,2,2,3,3,5,6,7,8,8,9]+10[2,4,5,5,9,9]+10[2,5,7,9,9]+10[1,1,2,10]+10[10]+3[3]+8 > 91
[メイン] トヨ : 66dx6 ドッジ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,8,8,8,8,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,2,3,3,4,4,6,6,8,9,9,10,10,10]+10[1,3,3,6,8,8,9,9]+10[2,4,7,9,10]+10[2,6,10]+10[4,9]+10[8]+5[5] > 85
[メイン] トヨ : ヒット
[メイン] シロ : 92d10+12+2+444 (92D10+12+2+444) > 484[7,3,1,6,6,6,7,4,1,6,7,2,10,3,9,4,5,10,1,10,1,3,9,7,5,6,6,5,1,7,8,3,6,9,2,7,9,6,3,4,3,1,9,3,7,8,4,5,6,7,1,6,7,6,9,9,2,2,4,2,2,8,2,3,1,10,4,9,7,1,10,2,6,2,4,10,2,9,4,1,6,9,2,6,1,5,10,2,9,10,10,1]+12+2+444 > 942
[メイン] トヨ : 装甲値66
[メイン] トヨ : c942-66 c(942-66) > 876
[メイン] system : [ トヨ ] HP : 1000 → 124
[メイン]
シロ :
「辛いでしょう、苦しいでしょう。今まで気付いてあげられなくてごめんなさいね」
[メイン] シロ : 黒衣の骸骨は重力を乗せた弓を撃ち続ける
[メイン] トヨ : 「─────グガッッッ!?!?」
[メイン] トヨ : その剛弓は、"通常"の怪物だとすれば、避けることができただろう。
[メイン] トヨ : しかし、当たるッッッ!!!
[メイン] トヨ : 大きく後方に吹き飛びながらも、態勢を整え、威嚇するように無数の牙を見せ。
[メイン] トヨ : トヨの手番
[メイン] トヨ : 66dx6 命中判定、対象はPC全員 (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,4,4,4,6,6,7,8,9,9,10]+5[1,2,3,4,4,4,5] > 45
[メイン] ミサイル : 守護者の壁を使用いたします!
[メイン] ミサイル : これにより、対象をボク一人に変更します!
[メイン] 黒崎コユキ : !!!!!!
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 98 → 104
[メイン] シロ : !!!!!!
[メイン] トヨ : 46d+666 ダメージ (46D10+666) > 231[2,8,7,6,3,10,1,6,2,8,4,8,10,2,10,2,2,7,8,8,1,1,10,6,2,2,5,7,6,4,4,3,9,3,6,3,2,7,5,1,9,3,3,4,5,6]+666 > 897
[メイン] トヨ : 「─────グガアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」
[メイン] トヨ : 牙を剥き出しにしながら─────その老婆は目にも止まらぬ速さでッ!
[メイン] トヨ : ミサイルの背後を、既に通り過ぎていたッッ!!!
[メイン] トヨ : 口には、真っ赤な鮮血が糸のように後方へと広がっていく。
[メイン] ミサイル : 「……っ!」
[メイン] ミサイル : 鋭い痛みと共に、真っ赤な染みがミサイルの毛皮に浮かんでいく
[メイン] ミサイル : 「…けれど、この先には行かせません…!!」
[メイン] ミサイル : ミサイルが、練り上げたレネゲイドを拡散させ。世界を緑色に染めていく
[メイン] ミサイル : はるか後ろにかけていく老婆と、自身の位置を入れ替え。 はるか後方と前方を取り替える
[メイン] system : [ ミサイル ] HP : 30 → 0
[メイン] ミサイル : 「……リンネ、様。 カノン様…!」
[メイン] ミサイル : 「お力を、お借りします…!!」
[メイン]
ミサイル :
必ず、帰る。 その執念とも呼べる絆が
弾けると同時にミサイルの力となっていく
[メイン] system : [ ミサイル ] ロイス : 2 → 1
[メイン] system : [ ミサイル ] HP : 0 → 14
[メイン] GM : ─────そして、コユキとシロの手番
[メイン] シロ : 「『救済』だ、なんだと言ってもね」
[メイン] シロ : 「結局本当の意味で人を救うには…」
[メイン] シロ : 「私のように人間全体を見ていては駄目なんですよ」
[メイン] シロ : 「結びついた個の魂と個の魂」
[メイン] シロ : 「それらによってしか本当の『救済』は為され得ません」
[メイン] シロ : 「だから、お願いしますね。コユキさん」
[メイン] シロ : 黒衣の死神は少女の行く道を切り開くべく援護射撃をする
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 117 → 119
[雑談] system : [ シロ ] ロイス : 3 → 4
[メイン] system : [ ミサイル ] ロイス : 1 → 2
[メイン] ミサイル : 「コユキさん! きっと、今がチャンスです!」
[メイン]
黒崎コユキ :
────黒装束に包まれた骸骨が放った矢は、白馬のように山をかける。
まるで、それは道を切り開いていくかのようで。
[メイン] 黒崎コユキ : 「────はいッ……!!わかり、ましたッ……!!!」
[メイン]
黒崎コユキ :
そして────”トヨ”へと、立つ。
二人の間には、何もない。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……トヨさんッ!!!!」
[メイン] トヨ : 「ガルルルルルルルルルルルルルルルルルッッッ!!!」
[メイン] トヨ : それは、トヨなどではない。異形の怪物。ジャームだ。
[メイン] 黒崎コユキ : 「あなたと接した時間は、短くとも、とても暖かくて、面白いとは別の、気持ちが芽生えてきました……!!」
[メイン]
黒崎コユキ :
そう。チルドレンとして、味わったことのない感覚。
頼られる、期待される、憧憬される。
[メイン]
黒崎コユキ :
”天才”
けれど、そんなものは────自分と違う存在と、距離を置くための言い訳。
私を見る目は、良い物ばかりじゃない。
[メイン]
黒崎コユキ :
・ロイス獲得
トヨ
〇愛情/不安
だから────この気持ちを知れた、恩返しが……したいッ!!!
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] ロイス : 2 → 3
[メイン] 黒崎コユキ : そして、コユキは笑う。
[メイン] 黒崎コユキ : 瞳は、”怪物”を捕えて。
[メイン] 黒崎コユキ : 「ゲームをしましょう」
[メイン] 黒崎コユキ : 自身の胸を叩く。
[メイン]
黒崎コユキ :
「あなたが私を殺せたら、私の負けです
あなたの好きなように暴れたらいいでしょう」
[メイン] 黒崎コユキ : 「ですが、あなたの猛攻を受けて、私がまだ立っていたのなら────」
[メイン] 黒崎コユキ : 「────返してもらいますよ、トヨさんを!!!」
[メイン] トヨ : 「……………ッッッ!!?」
[メイン] トヨ : コユキの言葉に、内にある存在が反応したように、怪物は冷や汗を浮かべ。
[メイン] 黒崎コユキ : そして────幽霊の少年へと、目を向ける。
[メイン]
黒崎コユキ :
「先に謝っておきます!でも────
私、ギャンブルが大の好物なので!」
[メイン]
黒崎コユキ :
ロイスをタイタスに
不利効果を打ち消す、を使用
[メイン] ■■ : 『─────!?』
[メイン] 黒崎コユキ : 効果は────■■からもらったバフを、打ち消す
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] ロイス : 3 → 2
[メイン] 黒崎コユキ : 私の手番は、何もしない。
[メイン] ■■ : 少年は驚いたように、虚ろな眼を、開き。
[メイン] 黒崎コユキ : 来なさい。名も知らない、知られなかった人々。
[メイン]
黒崎コユキ :
あなたたちが打ち捨てられた怒りも、苦しみも、悲しみも。
全部受け止めて、食らいきって……
[メイン]
黒崎コユキ :
それで、”勝利”してみませましょう!
あなた達の、怒りを、断ち切ってみせます!
[メイン] トヨ : 《加速する刻》
[メイン] トヨ : イニシアチブ割り込み、トヨの手番。
[メイン] トヨ : 66dx6 命中判定 対象はコユキ (66DX6) > 10[1,1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[2,2,2,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,1,4,5,5,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[2,3,3,3,4,5,5,5,6,7,9,9,9]+10[3,6,7,8,10]+10[4,5,6,9]+5[1,5] > 65
[メイン] ミサイル : 《崩れずの群れ》
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 104 → 106
[メイン] 黒崎コユキ : いや、大丈夫です!
[メイン] 黒崎コユキ : 避け切ってみせますから
[メイン] ミサイル : なんと!?
[メイン] トヨ : 何ッ!?
[メイン] 黒崎コユキ : 信じてください、ミサイルさん!!!
[メイン] ミサイル : むむ、むむむむむむむむむ
[メイン]
ミサイル :
よござんす! ただし、無茶があれば
すぐに横鼻を入れさせていただきます!
[メイン] ミサイル : 《崩れずの群れ》撤回!
[メイン] GM : ギャンブルするのなら、いいだろう
[メイン] GM : ただしギャンブルというのは、リターンとリスクがあって成り立つ
[メイン] GM : 生半可な掛け金程度では、目も眩む程の大金は得られん
[メイン] GM : 《Eロイス:怨念の怒り》
[メイン] GM : この時で以って、トヨの一撃はPCをロストさせるものとなる
[メイン] GM : だが、その攻撃を外すならば
[メイン] GM : 《ファイトクラブ》は打ち消される。
[メイン] 黒崎コユキ : 乗りましょう。
[メイン] 黒崎コユキ : ロイス獲得
[メイン]
黒崎コユキ :
ミサイル
〇信頼/不安
任された分、私は勝ち取ってみせます…!
シロ
〇信頼/恐怖
期待に反せず、あの人を救済します!!!
[メイン]
黒崎コユキ :
少年
〇感謝/脅威
私が怯えずにここまでこれたのは、あなたのお陰です!!
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] ロイス : 2 → 5
[メイン] 黒崎コユキ : トヨさんへのロイスをSロイスに指定。
[メイン]
黒崎コユキ :
SロイスをGRロイスとして使用。
GRロイスはタイタスに昇華した際、次に行う達成値+15となる。
[メイン] system : [ 黒崎コユキ ] ロイス : 5 → 4
[メイン]
黒崎コユキ :
そして、持っているロイスを全て、C値-1に使用する!
持っているロイスは4つ。C値は-4。
[メイン] 黒崎コユキ : それに、シロさんから貰ったボーナス含めて────
[メイン] 黒崎コユキ : (2+1+10)dx6+16=>65 〈回避〉 (13DX6+16>=65) > 10[1,1,1,2,2,2,2,5,7,8,9,9,10]+10[1,6,7,9,9]+10[2,2,4,9]+5[5]+16 > 51 > 失敗
[メイン] トヨ :
[メイン] トヨ : ─────その一撃は、コユキへ。
[メイン] ■■ : カバーリング宣言。
[メイン] ■■ :
[メイン] :
[メイン] : ─────亡霊は、消えた。
[メイン] :
[メイン]
ミサイル :
Sロイス ユウレイ氏
○尊敬/畏怖
ここまでしていただいたのに、このお別れは受け入れられません!
[メイン] ミサイル : Sロイスを使用! カラーロイスBKを使用して、トヨさんの方の判定を下げます!
[メイン] GM : いいだろう
[メイン] ミサイル : !!!!!!!
[メイン] 黒崎コユキ : !!!!!!!!!
[メイン] :
[メイン] ■■ : 『─────っ!?』
[メイン] GM : 攻撃は
[メイン] GM : 外していたッ!
[メイン] ミサイル : 思いの爆発の力を、極限まで収縮したミサイルの咆哮が、奇跡的に功を成す
[メイン] ミサイル : 「…こ、これが。ボクの精一杯…です」
[メイン] ミサイル : 「ですが、これで……!」
[メイン] ミサイル : 「勝敗は、大逆転でございます!」
[メイン] トヨ : 『ア─────ガ………グ、ガ』
[メイン] トヨ : シュウウゥゥゥゥゥゥ……と、老婆の体から、黒い煙が抜けていく。
[メイン] トヨ : そして、膝に地を着き。
[メイン] トヨ :
[メイン] トヨ : バタリと、倒れた。
[メイン] :
[メイン] : ─────怨霊の魂は、消散した。
[メイン] :
[メイン] GM : 戦闘終了
[メイン] system : [ シロ ] HP : 26 → 6
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
─────その後、トヨはUGNに保護されることとなった。
現在は、UGNが管轄する病院にて治療が行われており
最先端医療により、身体的外傷は回復し、またレネゲイド汚染も
奇跡的に最小限に留めることができ、覚醒には至らなかった。
[メイン] GM : よって、記憶措置を施すこととなり、山の民家へ帰す手筈であったが……。
[メイン]
GM :
─────トヨの体はもう、寿命を間近に控えていた。
身体機能が、日に日に、指数関数的に落ちていたのだ。
[メイン]
GM :
山での生活を送っていたため、体力は元々ある女性であった。
だが、それでも人間という器を持っている以上
テロメアの減少だけは、抗えることができず。
[メイン] GM : 下山はおろか、風呂場の薪を割ることすら、できない身体であった。
[メイン] GM : 日常が、トヨにとっては日常では無くなっていった。
[メイン]
GM :
徐々に蝕む閉塞感は、老婆の精神に不安と、孤独を感じさせた。
その心におそらくは、面影島事件以降多量発生したRBが寄生する形で
《ファイトクラブ》を発現させたのだろう。
[メイン] GM : そして………。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : バックトラック
[メイン] ミサイル : メモリーを使用させていただきます!
[メイン] 黒崎コユキ : 侵蝕率95% ロイス4個
[メイン] 黒崎コユキ : なにもない
[メイン] system : [ ミサイル ] 侵蝕率 : 106 → 96
[メイン] シロ : 侵蝕率119% ロイス4個
[メイン] シロ : ないです
[メイン] GM : シロは119-2d10-4d10するとよよい
[メイン] シロ : 119-2d10-4d10 (119-2D10-4D10) > 119-15[7,8]-17[4,1,9,3] > 87
[メイン] GM : 100%以下だから、帰還だな
[メイン] system : [ シロ ] 侵蝕率 : 119 → 87
[メイン]
■■ :
ロイス取得
コユキ 〇誠意/隔意
ミサイル 〇誠意/隔意
シロ 〇誠意/隔意
[メイン] system : [ ■■ ] ロイス : 0 → 3
[メイン] ■■ : 144-6d10 2倍振り (144-6D10) > 144-24[6,4,2,4,4,4] > 120
[メイン] ■■ : 120-2d10 Eロイス分 (120-2D10) > 120-14[7,7] > 106
[メイン] ■■ : 106-3d10 追加振り (106-3D10) > 106-19[8,7,4] > 87
[メイン] system : [ ■■ ] 侵蝕率 : 144 → 87
[メイン] ■■ :
[メイン] : ─────温かな朝日が、山を照らしていく。
[メイン] ■■ : 「─────」
[メイン] ■■ : 少年は、あなた達を見て、そして。
[メイン] ■■ : 「……ア、リ、ガ、ト、ウ」
[メイン] ■■ : ─────いっぱいの、笑顔で。
[メイン] :
[メイン] : そして、少年は、"起源"を、断った。
[メイン] : 体が光に包まれ、天へと、昇っていった。
[メイン] :
[メイン] ミサイル : 天へと昇る光へも、何処かへ去った形なき者達にも。 ミサイルにできる事は見送りだけ
[メイン]
ミサイル :
ならばこそと、奮い立ち。
月に向かい大きく遠吠えを挙げた
[メイン]
ミサイル :
何度も、何度も山に響く声は
果たして月には届いただろうか……
[メイン]
ミサイル :
その一夜に、様々な物を得た小さな命は
そんな事を想いながら、山を去った
[メイン] ミサイル :
[メイン] シロ : 「天に昇った少年……助けるなどと言っておきながら助けられ通しでしたね。ふふ、わたくしもまあ未熟なものです」
[メイン] シロ : 「わたくしたちは、彼のことを本当に『救済』出来たと言っていいのか…」
[メイン] シロ : 「おばあさんの方はコユキさんのお陰で本当に救えたと胸を張って言えるんですがねぇ…」
[メイン] シロ : 「まあ、過ぎたことを悔いるのは全て終わってから」
[メイン] シロ : 「この身果てるまで、立ち止まるわけにはいきませんよね」
[メイン] シロ : 男もまた、山を降りて行った
[メイン] シロ :
[メイン] シロ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ :
[メイン] 黒崎コユキ : ────それから、数か月が経った。
[メイン]
黒崎コユキ :
UGNの検査を受け、民家へと帰っていったトヨ。
彼女の体は軽くなったとあったが、それはレネゲイド────ファイトクラブのせいだ。
[メイン] 黒崎コユキ : 逆に言えば、それがなければ、年齢と共に弱っていく。
[メイン]
黒崎コユキ :
黒崎コユキは、民家へと通っていた。
[メイン]
黒崎コユキ :
そんなトヨの代わりに、薪を割り、下山の買い物を行い、散歩の手伝いをした。
[メイン] 黒崎コユキ : そして、その帰りに立てた墓────無念と共に散った、霊に、お供えをして帰るのが彼女の日課となっていた。
[メイン] 黒崎コユキ : だが、それだけだ。
[メイン]
黒崎コユキ :
時に介護は人を老化させる、とも呼ばれている。
体も頭を働かさないため、何もやることがなくなり、認知症が進行したり活気がなくなってしまう。
[メイン] 黒崎コユキ : 彼女もまた、例外では────なく。
[メイン] GM : 「─────おや、コユキちゃんかい?」
[メイン] GM : 背後で、声が。
[メイン] 黒崎コユキ : 「…………あっ、トヨさん」
[メイン] トヨ : にこにこと、皺を作りながら笑う老婆がそこにいた。
[メイン] トヨ : 「いつも悪いねぇコユキちゃん……こんな辺境の場所に……」
[メイン]
黒崎コユキ :
「にはははは!今日のお買い物はこれですよ!
トヨさんがお好きだと言っていた、おまんじゅうです!」
[メイン] トヨ : ─────老婆の見た目は、日に日に衰えていっていた。
[メイン] トヨ : 任務時よりも、明らかに、肌に血の通っていないような色となっている。
[メイン] トヨ : だがこれは、レネゲイド案件などではない。
[メイン] トヨ : 人の、理だ。
[メイン] トヨ : 「おやまぁ……!おまんじゅうかい、嬉しいねぇ……ほっほっほ」
[メイン] トヨ : よろよろとしながら、コユキの方へ、嬉しそうに歩む。
[メイン]
黒崎コユキ :
「にはははは、はは…… ……きっと、美味しいですよ!」
[メイン] 黒崎コユキ : よろよろと歩く彼女の手を、ぎゅっ、と握りながら。
[メイン] 黒崎コユキ : にかっ!と笑う。
[メイン] トヨ : しわくちゃで、皮だけのような手であった。
[メイン] トヨ : 弱弱しくも、トヨもコユキの手を握り締め。
[メイン] トヨ : 「楽しみだねぇ……ほぉら、お上がり、お茶を入れてくるからねぇ」
[メイン] トヨ : にこにこと、最期の最期まで、人と接する楽しみを味わうように。
[メイン] 黒崎コユキ : 「………っ……」
[メイン] 黒崎コユキ : 握っていた手が、ぶらん、と下がる。
[メイン]
黒崎コユキ :
…………私がしたことは……間違ってたわけじゃない……
払ったことは、トヨさんのためなら良かった……ことだ。
[メイン]
黒崎コユキ :
UGNでも、そう教わった。
レネゲイドから一般人を守ることが、UGNの理念だと。
ジャームは凍結し、治療に役立てる……と。
[メイン] 黒崎コユキ : ……でも、その結果が……これ、なら……
[メイン] 黒崎コユキ : 「……この問題に、解なんて……ある、のかな……」
[メイン] 黒崎コユキ : ぐずっ、ずずっ。
[メイン] 黒崎コユキ : ぽた、ぽた、ぽた。
[メイン] 黒崎コユキ : 静かな家の中に、すするような音と、雨漏りのような音が聞こえる。
[メイン]
トヨ :
「……あらっ!」
すると、びっくりしたような顔で現れ
そして弱々しい手で、ハンカチを取り出すと、コユキの目元を拭いてあげる。
[メイン]
トヨ :
「あらあらあら、どうしたんだい?
まぁまぁそんなに泣いちゃって……ほっほ」
優しく、穏やかな声で。
[メイン]
トヨ :
「………ほっほっほ、コユキちゃん
もう先の短い私が言うのもなんだけれどもねぇ」
[メイン]
トヨ :
「生きていれば、きっと楽しいことは、訪れるよ」
にこりと、微笑んだ。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……トヨ、さん…………」
[メイン] トヨ : 「だって、私は今……と〜っても、楽しいからねぇ」
[メイン] 黒崎コユキ : 赤くなった目頭に、ずびっ、と、トヨの笑顔が映って。
[メイン] 黒崎コユキ : 「……わっ…………私も!!」
[メイン]
黒崎コユキ :
思わず、トヨに抱き着いて。
か細くて、弱弱しくなってしまった。……それでも、しっかりとトヨを抱きしめる。
[メイン] 黒崎コユキ : 「トヨ……おばあちゃんと、一緒にいれて、私!!!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「おもしろかった、からっ……!!」
[メイン] 黒崎コユキ : 「うっ、ひっ、ぐ……!!」
[メイン]
トヨ :
よぉしよし…とコユキの背中を撫でる。
小さな体に秘めた大きな悩みを、全て受け入れるように。
[メイン] トヨ : ───長生きは、するものだねぇ……。
[メイン] GM : そして、これが、最期のやり取りであった。